Staynight編『お休み』
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「...」
「ヒィ!?」
「さっさと失せろ。」
「う、うわぁあああ!!?」
イリヤ達の所に戻る
「バーサーカー、イリヤを守ってくれてありがとう」
「....」
言っても判らないか。さて
「イリヤ、大丈夫か?」
「うん、ソウが来てくれたから。」
「よかった...聞くけどイリヤは聖杯...なんだよな?」
「...うん」
「...じゃあ取り出すか」
「え!?出来るの!?」
驚くイリヤ。当たり前だ。自分が助かると聞けばくいつく
「あぁ、今の俺にはそれが可能だ。どうする?」
「お願い!」
「汝!理を破りし者!交差!シャマル!」
シャマルの力を使いイリヤの中に手を入れる。そして何かを掴む。
「これが...聖杯...なんて禍々しいんだ...」
「ハァ!ハァ!...ありがとうソウ」
「いいって。セラ達は?」
「....もう....いない」
「っ!悪い...案内...してくれるか?」
「...うん」
イリヤについていく
「セラ...リズ...俺が遅かったばかりに....悪い。」
「そんな事ないよ...確かに二人が死んだのは悲しいけど...でも」
「イリヤも知ってる通り二人は俺を育ててくれた。だから二人も別の世界だからって俺にとっては大切な存在なんだ。...火葬しても?」
「...うん。その方が喜ぶよ。きっと」
直ぐに準備する。
手を合わせてありがとう、と呟く
「本当に二人には世話になった。だからせめてもの手向けだ」
心を込めて、この二人が俺の事をどう思うかは知らない。でもありがとうと
やがて火も消えていく。
「イリヤ、どうする?このままここに残るか?それとも俺達の所に行くか?」
「ついていってもいいの?...私、ソウの事殺そうとしたんだよ?」
「そんなの関係ないよ。俺の大切な人だから。除け者になんかしない。さ、行こう?」
「!うん!」
イリヤの手をとりゲートに入って衛宮邸に戻る。
「お邪魔します」
「ただいま」
居間に行くと重い空気が
「...納得がいったわ。貴方がなんで私達に一歩引いて話すかも、セイバーが貴方の作ったご飯を食べた時衛宮君の作った料理に似てるって言ったのも。全てはそういう事だったのね。総刃」
「...はい...凛さん。俺は平行世界の人間、イリヤ達が普通に暮らして士郎さんが兄で幸せな暮らしを送った...本来いなかった存在です」
総刃は包み隠さずに言った。それから自分の周りの事を話す
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