Staynight編『バーサーカー』
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教会からの帰り道
「遠坂?なんだよいきなり立ち止まって。帰るなら橋の方だろ?」
「ううん、悪いけど、ここからは一人で帰って。衛宮君にかまけてて忘れてたけど、私だって暇じゃないの。せっかく新都にいるんだから、捜し物の一つもして帰るわ」
「捜し物って、他のマスターか?」
「そう、貴方がどう思っているか知らないけど、私はこの時をずっと待っていた。七人のマスターが揃って、聖杯戦争っていう殺し合いが始まるこの夜をね。ならここで大人しく帰るなんて選択肢はないでしょう?セイバーを倒せなさった分、他のサーヴァントでも仕留めないと気が済まないわ」
「...そうか...でも...遠坂、いいヤツなんだな」
「は?なによ突然。おだてたって手は抜かないわよ」
「知ってる。けど出来れば敵同士にはなりたくない。俺、お前みたいなヤツは好きだ」
「な」
わーお、鏡でも見てるみたい。自分って周りから見たらこんなだったのか。なら今の家の状況にも納得がいく
「と、とにかく、サーヴァントがやられたら迷わずさっきの教会に逃げ込みなさいよ。そうすれば命だけは助かるんだから」
「あぁ、気が引けるけど一応聞いておく。けどそんな事にはならないだろ。どう考えてもセイバーより俺の方が短命だ」
「はぁ...まぁいいわ。これ以上の話は感情移入になっちゃうから。それじゃせいぜい気を付けなさい。行くわよ総刃」
呼ばれた為レウス達を戻して凛さんを抱き抱えようとするが不意に前にも感じた気配と知ってる気配が
「ねぇ、お話は終わり?」
「...チッ...面倒なヤツが現れたな」
「───バーサーカー」
「こんばんはお兄ちゃん。こうして会うのは二度目だね」
...イリヤ...判ってた。イリヤがマスターでヘラクレスがサーヴァントなのも。だが...こうして見ると胸が締め付けられる
「驚いた...単純な能力だけならセイバー以上じゃない、アレ」
「まぁ気にする事はない。セイバー...いけるか?」
「はい」
「ふぅん、二人がかりでくるんだ。でも意外、リンのサーヴァントも前に出てくるんだ」
「っ!」
「はじめまして、リン。私はイリヤ。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンって言えばわかるでしょう?」
「アインツベルン───」
「...マスター、臆する事はない...ここだけの話...アレとは戦うのは二度目だ!」
「■■■■■!!」
「二度目って!?」
俺は走って斬りかかる。もちろんそれで済む敵ではない。弾かれる、
でもセイバーがそこを斬るがバーサーカーは飛び上がる。シューターを飛ばす。
しかしバーサーカーに当たる前に霧散する
「チッ、やっぱりBランク以下は無効か」
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