十七話
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て、エミヤはこのかを止められず。彼女は敵の手に渡った。
「なるほどね」
「私の落ち度だ」
「いえ、私も結局……このちゃんを止められませんでした」
「とにかく、今は反省会などを開いてる暇は無い。先生、これからどうするんだい?」
事態はまだ終わったわけではないのだ。どうするにしても、次の行動を起こすのは早い方がいい。その辺りは仕事人である真名はよく理解していた。
「無論、近衛を取り戻す」
「敵の居場所は? それが分からなきゃ始まらないが……」
「それについては、心当たりが」
敵がこのかを連れて立ち去る直前、”これでスクナを……”とこぼしていったのをネギも刹那も耳にしていたのだ。スクナ。ここ京都でスクナと言えば、刹那に思いつくものは一つしかなかった。
「恐らく、昔長とその盟友である千の呪文の男が封印したというリョウメンスクナノカミ。奴等の狙いは、その復活だ」
「ようはソイツの封印場所に迎え場いいわけだ。ぞれじゃあ、早く行動を開始するとしよう」
念のため各々装備を確認し、刹那先導の元スクナの封印場所へ向かおうとし……
「ちょっと待ちなさいよー!!」
「あの、えーっと。置いてかないで下さい〜」
すっかり忘れられていた一般人に引きとめられた。
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