教員研修のヴァルキリー
最終決戦×戦後処理後と冬休みについて
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真がどうして今になって言う理由に関して私も知ってたわ。一真は駒王学園理事長であるお兄様と親しい存在として、生徒会長を決める時の判断を一任されてるの。で、今まで立候補してきた生徒会長候補を書類から今までの活動を吟味してから最終的な判断をする仕組みなのよ。ソーナも立候補してた時から影で見てたらしいとか」
「今までは匿名で通してきたが、今回から本名と容姿を表に出せるようなった。封筒の裏側には『駒王学園理事長サーゼクス・グレモリー』と書かれてるし、ルシファーのままだとヴァーリの知り合いかと思われてしまうんでね」
駒王学園の隠し要素として、理事長代理として生徒会長を決められる権限持ちだ。駒王学園設立時からの代理理事長として今まで俺がやってたし、代々の生徒会長決定する判断を一任されてる。
まあ推薦状持ってれば自動的に生徒会長になれるシステム、立候補者が多ければ選挙活動をしてスピーチを終えた段階で決める仕組みだ。三学期になればお知らせ欄に記載されて、隠し要素を知ってた者は初期グレモリーメンバーとシトリーメンバーだけ。
「てな訳で駒王学園生徒会長になる為の勉強をしてきたつもりだが、最終的に決める判断が俺だと言う事だけ覚えておけばいいさ」
「なるほど、通りで部長らが驚かない訳か。隠し要素があったとは知らなかったが、一真に認められるように生徒会長へなってみせる!」
「三学期から楽しみにしてるよ。そんでオカ研の新たな部長は誰になるんだ?」
「アレについて考えたのがお兄様じゃなくて一真だとはね。問い質しても無駄みたいだけど、オカ研の新たな部長に関してはまだ秘密よ。ソーナの後釜が誰になるかは分からないけど、オカ研に関しても見抜かれてる気がするわ」
ゼノヴィアが生徒会長になる事を知ってオカ研に抜けたとしてもグレモリー眷属と言う事には変わりはない。冬休み前から対策を考えたりサポートするのは誰でも構わないし、アーシアとイリナも手伝いとして張切っていた。
元々教会トリオとして選挙協力するのは自由だし、今頃現魔王サーゼクスと前魔王の四人が魔王領でひれ伏しているユーグリットの姿。サーゼクスの後ろにはグレイフィアが隠れて見守ってたようだ。
「ごきげんよう、ユーグリット」
「ごきげんよう、サーゼクス様。いえ義兄上、そして前四大魔王様達がわざわざお会い出来るとは光栄です」
「ま、私達もアガレス領に居たけど貴方が一真とヴァーリの最強形態に粉砕されたと聞いてここに来たわ。CB所属黒神チームが居ないと悟らせて、敵である『禍の団』にアグレアスを転移させたのも思惑通りだと言ってたわ」
「私達は貴方達が何をしようと一真君には全てお見通しだよ〜まあ一つだけ感謝してたのは邪龍を聖杯から蘇らせた事かな〜」
「そうですか、だからあの一帯に
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