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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第二話:旅は道連れ、世は情け無用。
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陛下は町に入らないでくださいね……また騒動になるから」

テキパキと話を纏めるアハト君。
渋々だけど騒動になる事も理解してるトロデさんは黙って頷く。
それを確認した彼は、ヤンガスさんと目で会話をし、ユリマさんと一緒に町へと歩き出した。

私もラン君も一緒に付いていこうとしたんだけど、ウルポンだけがその場を動かず動向を拒否。
何事かと思い、アハト君等とも視線を交わして首を傾げます。
そして「ウルフの旦那は行かないんでがすか?」とヤンガスさんが聞きました。

「え……何で行かなきゃならないの? もう夜も更けてきたし、俺等は宿屋で休みたいんだけども」
と、さも当然の様に同行する必要性の無さをアピール。
確かにユリマちゃんは何か面倒事を持ってきたと思うけど……

「ウルフさん……貴方は俺の想像よりも凄い神経の持ち主ですね」
「ありがとう。よく言われるよ」
「褒めてませんが」
「遠慮せず褒めて良いよ」

話しは拗らせても、関わり合う事は避けるウルポン。
確かに凄い神経の持ち主だわ。
お父さんが居てくれたら一発解決なのになぁ……

リュリュSIDE END




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