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魔法少女リリカル☆イリヤ
Staynight編『町並み』
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ぼしかねない宝具だ。安易には使えない」

「え!?で、デメリットは?」

「デメリット?チャージ時間が長い程度だな」

「...それじゃあバッドステータスはないの?」

「あぁ」

これ最強じゃなくて最恐じゃない。星1つ破壊する宝具って

「...」

「どうしたの?」

「使えなくなった物もあるらしい」

「嘘!?何が?」

「それは言えない」

「どうしてよ!?」

「これを知ると恐ろしい事になる...いやむしろこの世界では俺の本来の力が使えないようだ」

デメリット背負ってるじゃない...強いんだろうけどこれで勝てるのかしら?

「それよりもかなり歩いたがここは?」

「見ての通り喫茶店よ。そろそろお昼ご飯でしょ?」

「...そうだな。だが」

「アンタも生きてるんでしょ?なら食べる事も必要じゃない。食べないと戦えないわよ?」

「...なら遠慮なく」

「頼みすぎはやめてよね」

そこで普通にランチを頼み、二人は昼食をとる
総刃は本名は教えなかった。ここに遠坂凛がいるならきっと衛宮もいるからだ。そうなると話の説明がややこしくなる。

「貴方本当はお坊ちゃんだったとか?」

「語っただろう。ならば違う事くらい分かるはずだ」

「そうだけど...なんかねぇ」

「それよりも凛」

「何?って名前」

「さすがに人前でマスターと呼ぶのはまずいだろう。それで次は何処へ?」

「そうね...学校の事も教えておきたいんだけど今日は休んじゃったし...」

しばらく考える凛、そして

「それじゃあちょっと曰く付きの場所に行きましょう」

「了解した...が霊退治等できんぞ?」

はぁ、何を考えているのやら。コイツはもしかしたら私と同じ性質なのかもしれない。

総刃は既に食べ終えている。

「ここが新都の公園よ。これで表立った所は歩いて回った訳だけど、感想は?」

「広い公園...なのだがなんだ。何故人気がない?まさか本当に幽霊でも出る等馬鹿げた話ではあるまい?」

「英霊がいるのに幽霊を否定してどうするのよ。...十年前の話よ、この辺り一帯で大きな火事があったんだって。火は燃え続けて雨が振りだした頃に消えたんだとか。その後町は復興したけどここだけはそのままなの。焼け野原になって、何もなくなったから公園にしたらしいわ」

「大きな...火事?まさかここで...すまないマスター、考えてみれば呼び出されたはいいが何年なのかは知らない」

「そういえばそうね。2004年よ。2004年の2月1日、それが今日の日付」

それを聞くと黙り込む、何かを考えてる?いや何故か目線がブレスレットにいっている気がする。気になりブレスレ
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