Staynight編『過去』
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ァントも睡眠をとるんだ」
「一応マスターと呼んでいるが本当にマスターかどうか確認させてほしい」
マスターかどうか確認させてほしい?...あぁもしかして
「これの事ね?」
右手の甲を見せる。そこには赤色の刺青のようなものが入っていた
「ふむ、どうやら本当のようだ。魔力の方も確認がとれる。すまないマスター、疑うような真似をして」
「いいわよ、元は召喚に成功しなかった私の責任でもあるんだし」
「フッ、マスターは責任感が強いな」
「うるさいわね、それで貴方クラスは?」
「クラス...か、それなんだが」
「分からないとか言うんじゃないでしょうね?」
「いや、把握している。だがこれは極めて稀な事でね」
いったいなんの事を言ってるのだろうか
「俺は二つのクラスを兼ね備えている」
「え!?嘘!?本当!?」
「あぁ、アーチャーとセイバーだ」
「...これは当たりを引いたんじゃ」
「どうかしたかマスター?」
「いえ!なんでもないわ。それより二つのクラスって」
「所謂ダブルクラスだ。中にはそういうサーヴァントもいるんだ。極僅かだがな」
よっし!召喚にはちょっと失敗したけどいいヤツ引いたわ!狙い打ちも出来て接近戦もできるなんて最強じゃない!
「それで貴方の真名は!?」
「真名...か、聖船総刃...元英雄のなりそこないさ」
「英雄のなりそこない?」
「詳しい話はここを片付けた後がいいだろう。だがマスター、君はもう眠った方がいいのでは?」
「え?...あ」
急に力が抜けてきた
「召喚した反動だろう。自室に戻り眠るといい。俺はここを片付けておく」
「そう...ね、それじゃお願いするわ」
「ではマスター、いい夢を」
なんだ、強いヤツ引いていいヤツ引いたじゃない。気が利くし。それじゃ私は疲れたから眠ろうかしら
「ふぁああ...お休み」
誰に言ったのか分からないお休みで凛は眠る
次の日
「...ん..朝...起きないと」
今気がついた。着替えないで寝てしまっていた事に。まぁ昨日は疲れてたししょうがないか
それよりアイツちゃんと片付けたのかしら?
居間に行くと綺麗な部屋があった
「すごい...ってまた寝てる」
「...む?起きたかマスター」
「そういえばアンタ寝るのが好きなのよね」
「まぁ..な。今紅茶でも淹れてくる」
「ありがとう」
そのまま待つとアーチャー...セイバー?が紅茶をいれたティーカップを持ってくる
「さぁ温かい内に飲むといい」
「ありがと..ん」
飲むとすごいと思った。さっき淹れる所を見たが馴れた手つき
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