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魔法少女リリカル☆イリヤ
Staynight編『過去』
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ァントも睡眠をとるんだ」

「一応マスターと呼んでいるが本当にマスターかどうか確認させてほしい」

マスターかどうか確認させてほしい?...あぁもしかして

「これの事ね?」

右手の甲を見せる。そこには赤色の刺青のようなものが入っていた

「ふむ、どうやら本当のようだ。魔力の方も確認がとれる。すまないマスター、疑うような真似をして」

「いいわよ、元は召喚に成功しなかった私の責任でもあるんだし」

「フッ、マスターは責任感が強いな」

「うるさいわね、それで貴方クラスは?」

「クラス...か、それなんだが」

「分からないとか言うんじゃないでしょうね?」

「いや、把握している。だがこれは極めて稀な事でね」

いったいなんの事を言ってるのだろうか

「俺は二つのクラスを兼ね備えている」

「え!?嘘!?本当!?」

「あぁ、アーチャーとセイバーだ」

「...これは当たりを引いたんじゃ」

「どうかしたかマスター?」

「いえ!なんでもないわ。それより二つのクラスって」

「所謂ダブルクラスだ。中にはそういうサーヴァントもいるんだ。極僅かだがな」

よっし!召喚にはちょっと失敗したけどいいヤツ引いたわ!狙い打ちも出来て接近戦もできるなんて最強じゃない!

「それで貴方の真名は!?」

「真名...か、聖船総刃...元英雄のなりそこないさ」

「英雄のなりそこない?」

「詳しい話はここを片付けた後がいいだろう。だがマスター、君はもう眠った方がいいのでは?」

「え?...あ」

急に力が抜けてきた

「召喚した反動だろう。自室に戻り眠るといい。俺はここを片付けておく」

「そう...ね、それじゃお願いするわ」

「ではマスター、いい夢を」

なんだ、強いヤツ引いていいヤツ引いたじゃない。気が利くし。それじゃ私は疲れたから眠ろうかしら

「ふぁああ...お休み」

誰に言ったのか分からないお休みで凛は眠る


次の日


「...ん..朝...起きないと」

今気がついた。着替えないで寝てしまっていた事に。まぁ昨日は疲れてたししょうがないか
それよりアイツちゃんと片付けたのかしら?

居間に行くと綺麗な部屋があった

「すごい...ってまた寝てる」

「...む?起きたかマスター」

「そういえばアンタ寝るのが好きなのよね」

「まぁ..な。今紅茶でも淹れてくる」

「ありがとう」

そのまま待つとアーチャー...セイバー?が紅茶をいれたティーカップを持ってくる

「さぁ温かい内に飲むといい」

「ありがと..ん」

飲むとすごいと思った。さっき淹れる所を見たが馴れた手つき
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