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とある3年4組の卑怯者
41 助人
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時、反対側から茉友の蹴りが藤木を庇おうとする笹山の左のこめかみに直撃した。

 山根はまる子とたまえが戻ってくるのを待っていた。二人が戻ってきた。
「山根!ウチのお姉ちゃん達を連れてきたよ!」
「ありがとう・・・、藤木君たちはあそこに・・・!」
「分かったわ、ありがとう」
 そう言ってまる子の姉、さきこは友達と共に神社に入った。
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