暁 〜小説投稿サイト〜
GS美神他小ネタ18菌
ゾイドSS?
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! ゴゴゴゴゴゴッ
 余りにも可愛い要求に、ちょっぴりほのぼのしてしまう一同。 しかし、絶対に要求を飲めない人物が一人。
「ジーーーーークッ!!」
「ウオオーーーン!!」
 自分の晴れ舞台と、新しい生活を砕かれ、女のプライドもズタズタにされたフィーネさんは、ウェディングドレスのままジークと合体し、展示されていたバンのブレードライガーに乗り込んだ。
「くっ、このままじゃ勝てない、帝国で修復されてるデスザウラーを乗っ取るわよっ、行けぇっ! ブレードライガーッ!」
 式典が行われている帝国首都。 そこでは通常タイプのデスザウラーが、バンに破壊された後、新たな戦力として修復、強化されていた。

「さあ、行こうバン、もうボクの命も体もお前の物だ(チュッ)、またボクとニコルを会わせてくれるかい?」
 デスステインガーのコクピットの中で、早速、「愛の行為」を始めるリーゼ。
「ま、待てっ、早まるなっ、リーゼ」
 しかし、リーゼはバンの目の前で白いワンピースを脱ぎ、腰周りを覆っていた最後の布切れを脱ぎ捨てた。
(って、もう全部脱いじゃったし…)
 心とは裏腹にギンギンのバン君。
「それにボク… 今日が一番安全だと思うんだ」
「な、ナニが安全なんだ…?」
 女にとっての安全日は、男にとっては一番危険な日。 もうリーゼ的には今日中に妊娠するつもりらしい。
「さあ、始めようか」
 バンの足の上に座って、べったりと張り付き、チャックやボタンを外して行くリーゼ。
「な、何を…」
「クスッ、分かってるくせに、うふふっ」
(うっ、笑ったら結構、可愛いっ)
 据え膳喰わぬは何とやら。 さらに女に恥をかかせたり、こんなにもニコルに会いたがっているリーゼの頼みを、無下に断れるバンではなかった。 そして…

「リーゼ、約束を忘れるなよ、奴を「倒す」のは俺だっ」
 きっと、バンがリーゼちゃんに乗っている間、後ろから「荷電粒子砲(笑)」で貫いて倒すのは、レイブンの役目らしい。

「リーゼ… お前、その… 経験あるのか?」
「いいや、無い。 お前は?」
「な、無い…(汗)」
 何回かフィーネと未遂に終わり、見かねた先輩達に連れて行かれ、筆降ろしはプロのお姉さんにお願いしたのは、口が裂けても言えなかった。
「じゃあ、練習しようか、フーー」
 甘い吐息をかけられ、リーゼの髪からは女の子特有の甘酸っぱい香りがして、次第にブレーキやロックが外れて行くバン。
(フライホイール接続、15テラボルト、ターゲットロックオン、グラビティブラストスタンバイ)
 発射管制室からの報告と、プラメタルサイト砲弾の暴発の危険性からも、次第に考えを変えるバン。
「わ、分かった… 聞こえるかっ、ニコルッ? これからリーゼがお前を産んでくれるそうだっ、だから俺の中にい
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