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とある3年4組の卑怯者
40 人質
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へかける。
「やめて!」
 笹山が理子を止めようと飛びついた。
「おめえも邪魔すんな!」
 理子は笹山を地面に投げつけた。
「さ、笹山さん・・・!!」
 藤木は蹴られた所を手で抑えて立ち上がった。

 一方、山根は胃腸のせいで傍観するしかできず、誰かが通りかか事とを祈っていた。
(くそ・・・、誰か来てくれ!)
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