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DQ8 呪われし姫君と違う意味で呪われし者達(リュカ伝その3.8おぷしょんバージョン)
第一話:呪われし者達は道化師を探して面倒な連中と出会う
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ヤンガス)に金髪青年がベホマラーをかけて治療してくれた。
すると直接アハト(とヤンガス)を助けてくれた戦士風の男が、『一番の力仕事を私に押し付けて、全てが終わった所で『全部俺のお陰』とばかりに回復魔法ですか……良い身分ですねウルフ殿』と悪意の無い感じの顔で金髪青年を批判していた。

『良いんだよ、俺は天才だから。肉体労働は頭の回転が劣るお前等が担うんだ。適材適所って言うの?』と爽やかな笑顔で反撃。
すると黒髪の美女も『ラン君……ここまで性悪じゃないと、世の中では出世しないのよ。ウルポンはエリート中のエリートなんだから、そこには目を瞑りましょう。大人な私達は……ね』と、やはり大批判。

仲間内のイチャイチャが終わったのか、ワシの事を金髪青年がチラリと見て『何だ……? (すげ)ー危ない遊びをしてると思ったら、魔物が蠢動してたって事か』と腰の剣を抜き、ワシの方へ向けてきた。

ワシも慌てて『ち、違うわい! ワシはトロデーン王国の王様じゃぞ!』と言い、無実である事と人間である事を伝えた。だがコイツ等は別世界から来たばかりとの事で、『知るか、そんな魔族の国!』と言って剣を納めようとはしなかった。

アハトに目線で助けを求めたが、這い上がる事に力尽きておりグッタリ座り込んで何もしてくれない。
だがワシは見た……ワシの事をチラッと見て、ワシの慌てっぷりを楽しんでいる笑顔を……
口元が緩んでおったぞ!

相変わらず部下のトラブルを楽しむ性格を垣間見た所で、娘のミーティア姫がワシと金髪青年の間に割り込んできて、ワシの事を庇ってくれた。
だがワシがドルマゲスの呪いで魔物の姿に変えられてしまったのと同じで、ミーティア姫は馬の姿に変えられており、凡庸な者には気持ちが伝わらないと考える。

だから早うワシ等の事を助けるべきなのが近衛兵のアハトなのに、疲れたフリしてトラブルを楽しむ事を止めようとしない。
怒鳴り付けてやろうかと思ったその時……
金髪青年の連れの美女が『え!? 貴女もそっちのおじちゃんも人間なの?』と突然言い出し、金髪の行為を止めに入った。

ここでやっと落ち着いて自己紹介が行われたのだが、この異世界から来たという3人組は武芸に炊けているらしい。
リーダー格のウルフは、彼の師匠で義理の父親と共に此処とは別の世界を救った事もあるそうで、国に帰れば大国の宰相という地位に就いてるらしい。

何故かミーティア姫の言葉が解る美少女はリュリュと言い、ウルフの上司で師匠で義理の父の娘だそうだ。
ウルフの義父で、その男の娘って事で、この二人は許嫁の仲かと思ったのだが、その事を伝えると、リュリュは美しい顔を激しく顰めて完全否定をした。

そんな彼女を見たウルフは『俺とこの女は肉体だけの仲だ。オッサンもヤリたきゃ頼むと良いよ……頭は
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