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俺のペットはアホガール
『アホの子達が一か所に集まると…』1-2
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きやがったのはぁぁぁ!!?
『やったぁぁあああ!!』
1泊2日の旅行券と書かれた紙を握りしめて喜んでいるのは、俺がチョコレートとバナナジュースで買収したあの二つ結びの嬢ちゃんだった…マシかよ。

なんて最悪な日だ!?

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「みたいなことがあって〜」

「は?」

平然と↑上に書かれている話を語るアホ子。ちょっと待て、書かれている話を語っているってなんだ! 
一回おっさんの話しぶち込んできてるじゃねーかっ!!
これっお前の話じゃなないだろっ! 商店街のおじさんの話しだろっ! どう考えてもっ!

「ナルシーもいたしぃ、じゃあみんなであっくんの家に行こうってことになって♪」

「なんで、そうなるんだっ。勝手にお前らだけで行けばいいだろ」

「何を言っているんだ、最籐君!」

ずっと床に倒れ、翡翠に踏まれていた水仙時が復活した。復活してしまった。

「本来は十四話で言っていた通り、父様の仕事の都合で海外の避暑地に行く予定だった、この僕様がわざわざ君たちの為に予定をキャンセルして一緒に旅行へ行ってあげるのだよ?
 ……もっと喜んでくれたっていいのだよ?」

最後に小声で言ってるのが本音か。…とゆうか十四話ってなんの話だ。意味わからんこと言いだすなアホ。
海外でも避暑地でも何処へでも勝手に行け、そして帰って来るな日本に。



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