先走る思い
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「こちら衛宮総刃....ガジェット...全機撃墜...八神部隊長聞いてるか?」
「聞いとるで」
「勝手に出てきてすまない」
「そんな事ないよ、話は聞こえてたから。それより戻っていいよ」
「了解した」
「あの」
スバルに話しかけられる
「友達を思う気持ちは分かるがさっきの言い訳は聞けないな。せいぜいヴィータに叱られろ。そんで自分達が何をするべきなのか考え直せ」
そう言ってイージスで帰還する
しかしまたしても誰も気づかない。空で総刃を見ていた存在に
「流石過去未来現在を統べる英雄だな。反英雄でさえも力にするか。これは我も力をつけねばな」
その男が呟くとすぐに消える
「...ただいま」
「おかえり...ティアナ...無茶しすぎたね」
「あぁ、あれで分かってくれたらいいんだが」
大丈夫か?本当に...胸騒ぎがする。
夜にヴィータが
「なあ。ちょっといいか?ティアナの事なんだが」
場所を移動する...
「強くなりたいってのは若い魔導士なら当然だし、無茶だって多少はする。でも、あいつは時々度を超えてる。あいつ、ここに来る前になんかあったのか?」
なのはが黙るがすぐに
「執務官志望のお兄さんが、いたんだよ」
「魔導士か?」
「うん...ティアナのお兄さん、ティーダ・ランスター。当時の階級は一等空尉。所属は首都航空隊。享年21歳...」
「結構なエリートだな」
「そう...エリートだったから、なんだよね。ティーダ一等空尉がなくなった時の任務中、逃走中の違法魔導士に手傷は負わせたんだけど...取り逃がしちゃってて」
「まぁ地上の陸士部隊に協力を仰いだおかげで犯人はその日の内に取り押さえられたそうなんだけど」
「その事件について心無い上司がちょっとひどいコメントをして一時期ちょっと問題になったの」
「コメントって、なんて?」
イリヤが聞く
「犯人を取り逃がすなんて魔導士としてあるまじき失態だ。たとえ死んでも取り押さえるべきだった、って」
「それだけじゃなくて、任務を失敗するような役立たずは...とか」
「ティアナはその時まだ10才。たった一人の肉親を亡くしての最後の仕事が無意味で役立たずなものだって言われて、きっとものすごく傷ついて、悲しんで...」
「それであんなにも躍起になっているのか。代わりに兄の夢を叶えようと...」
それからティアナの無茶は続く。スバルも一緒になって共に鍛えて...誰もが鍛える事は悪くないと言う、頑張る事は無意味じゃないって言う...でも...ある日...模擬戦があった日
今日はフォワードメンバーの模擬戦がある
そして気
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