番外編吸血衝動
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「ただいまー...本当にゲンヤさん遠慮なく仕事押し付けてくるし...ってあれ?すずかだけなのか?」
「う、うん...みんな..行っちゃった」
「すずか?おーいすずか?」
なんか反応ないな。どうしたんだろうか
肩を揺さぶる、すると
「総刃...君」
「わっ!すごい熱じゃないか!病院行くぞ!この際シャマルの所でもいいから」
「違うの、これは...ただの熱じゃなくて」
「じゃあなんだって言うんだよ!?」
「...私ね?...吸血鬼なの」
...っえ?すずかが吸血鬼?ってそんなの今はどうでもいい。せめてこの熱だけでも抑えないと
王の財宝の中を探りそれに適した物をさがすがその途中ですずかに押し倒される
「わっと、すずか?...もしかして血が必要なのか?」
「...うん...今まで輸血パックでどうにかしてきたけど...美味しく感じなくて...総刃君を見てたら涎が出てきそうになって」
「...」
「嫌いになった?そうだよね私みたいな化け物なんて「嫌いになるかよ」え?」
「そんな事言ったら俺だって化け物だ。普通の人間じゃあない。英雄で身体能力も他の人より桁違いにすごい。それなのに自分の事を棚にあげてすずかの事を化け物なんて言えるかよ。いいぞ。俺の血が欲しいんだろ?好きなだけ持ってけ」
「...ありがとう...それじゃあ」
カプッと首もとを噛みつかれる。だがなぜか痛みはなかった。それは例えが悪いが蚊の吸い付いたら痛くないのと同じで痛みを感じない何かがあるのかもしれない。
「んっ、..ん、」
ただ血が抜けていく感覚はあるな。変な感じだし
これをイリヤ達に見られたら大変な事に...
「ただい...ナニシテルナカナ?」
「ちが、これは必要な事で」
「ありがとう総刃君、すごく美味しかったよ」
「誤解だ!イリヤ!話を聞いてくれ!」
「ルビー、お仕置きしないとね」
[すみません総刃さん。マスターがお仕置きをご所望のようででは転身!]
「ルビーぃぃいい!?」
「斬」
「おいそれは洒落にならな」
「撃!」
壁まで打ち付けられて俺は腹に痛みを抱える事となった。
そしてしばらくしたら俺はいつのまにか首輪をされていてイリヤがリードを持ってる
「あのイリヤさん」
「ワンでしょ」
「...イリヤさん」
「ワンでしょ」
イリヤがSに目覚めた!?どうするんだよ!俺これから毎日こんな事やんないといけないのかよ!
「...ワン」
「いいこいいこ」
いいこじゃねぇぇぇ!頼むからこの首輪の鍵をはずしてというか首輪なんてどこから持ってきた!?
「いつかすると思ってたんだよね」
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