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ハイスクールD×D キングオブハジケリスト兵藤一誠
第三十話 宿命の鼻毛
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-京都の戦いから数週間後、冥界悪魔領レーティングゲーム会場-
「フォフォフォ、久しぶりだなアルテミス。」
「ハーデス叔父様こそひさしぶりですね。それにしても悪魔嫌いの叔父様がよく此処に来ましたね?」
「蝙蝠共の試合などどうでも良いがアイツが出るとなれば話は別だ。そういうお前は何故来たんだ?」
「ダーリンの所に招待状が来たから皆で来たの。」
「ああ・・・・・例の小僧か。」
アルテミスの言葉に納得するハーデス
「(しかしこの時代に女神の寵愛を受ける人間が現れるとはな・・・・・しかもそれが複数というのが哀れという者だな。あれ程の女難持ち早々いないだろう。)」
そんな事を考えてるハーデスの隣では
「・・・・・お久しぶりですお父様。」
「久しぶりじゃのうヒルデ・・・・・最近どうじゃ?」
「はい、何時も通り
白野
(
シグルド
)
と仲良く過ごしています。」
「そうか・・・・・・(すまんな白野よ、ヒルデだけなら何とかできたかもしれんが女神2名にあのイッセーに厄介と言わしめる女までいるんじゃあワシは静観するほか無いのじゃよ。)」
ブリュンヒルデと会話しながら心の中でそんな事を考えるオーディンがいるのだった
「いやぁ運命の人!!早く始まると良いね!!それと今夜は一緒に寝ようね?」
「何を言っておるのだ立香よ!!奏者は余と一緒に寝るのだ!!!」
「おい坊主・・・・お前苦労してるんだな。」
「ハハハ・・・・神様にそんな事言われる日が来るとは思いませんでしたよ。」
そしてその近くでは帝釈天が立香とネロに挟まれてる白野とそんなやり取りをしてるのだった
「・・・・・・・アレが例の人間の小僧か・・・・・・・」
「あの兵藤一誠の友人でアルテミスとイシュタルの2人の女神にブリュンヒルデに目を付けられてるという・・・・・・」
「そしてその隣にいる女があの兵藤一誠に厄介と言わしめたという・・・・・・」
「兵藤一誠だけでもヤバいのにそれと互角以上の人間が現れるなんて最悪だ・・・・・」
そんな彼らを見ながら貴族悪魔達がそんな事を言っていた・・・・・・イッセーの出現以降彼等の心労はかなりのモノになってるのか目に見えてやつれているのだった
『お待たせしました。ただいまより兵藤一誠様とサイラオーグ・バアル様の特別試合を開始いたします。』
そのアナウンスが流れた瞬間、来賓の観客達から歓声が上がるのであった
「とうとうイッセーとサイラオーグが戦うのね・・・・・・」
観客席でそう呟くリアスだが彼女の至る所には包帯などの治療した後が見られる。実はこの特別試合の前にリアスとサイラオーグのレーティン
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