卵
[1/2]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
「うーん...」
「どうしたの?ソウ」
「何悩んでるのよ、らしくない」
「それは馬鹿にしてるのか?卵だよ」
「「「「卵?」」」」
「...」
美遊以外声を揃えて卵と聞き返してくる
「あぁレヴィと偶々見つけたやつなんだけど...っとこれこれ」
そう言って三つの卵を出す
「デカい...」
「焼いたら美味しいかしら?」
「食べちゃだめでしょ。それなんの卵なの?」
「分からん」
ただ見つけて拾ってきただけだからな。そこにいた生物もしらないしそもそも其々色や大きさが違うじゃないか。判別できないっての
「ねぇ...動いてない?」
「え?あ、本当だ...生まれるのか?」
「どんなのだろうね?」
頼りになるやつならいいんだけど
割れたそこには3匹の竜がいた。それは1匹目はリオレウス、2匹目はラギアクルス、3匹目はナルガクルガだった
「おぉおぉおぉおぉリオレウスにラギアクルスにナルガクルガが、見事に分配されてるな」
「何が?」
撫でてる時にイリヤが聞いてくる
「空、水、陸の3体だよ。リオレウスが空でラギアクルスが水の中、ナルガクルガがす早い動きをするから陸、これで全部わかれてるだろ?」
「確かに、あたしにも触らせてよ」
「いいぞ、ほら」
持ち上げてアリサの方にリオレウスを向ける。名前どうすっかなぁ
「ガウ」
あ、アリサの手を噛んだ
「痛いわね!?何するのよ!」
「アリサ!動物相手に怒らない!」
動物なのか?もう可愛いを通り越して怪物な気もしなくもないが。安直だけどこれで行くか
「それにしても総刃君になついてるね。足スリスリしてる」
「あ、いつのまに」
「あれじゃない?雛鳥が初めて見たのを親と思うやつ」
うーん、モンスターにそれがあるのか?自分と同じという感覚がなければ成り立たない気がするが...っと餌やんねーとな
全匹肉食なので王の財宝から生肉を取り出す
すると食いついた。でも俺の手は食べないようにしてるな。賢いなコイツら
「なんかズルいわね」
「総刃、仕事して」
「あぁ悪い」
仕事に戻ると食べ終わったナルガがデスクの上に乗ってきた
「邪魔だから退いてくれ」
そういうと俺の膝の上に乗った
レウスは肩にラギアは足に
「まるで猛獣使いね」
「邪魔で仕方ないんだが」
「じゃあ降ろしたらいいじゃない」
「多分また乗っかるぞ?」
「「「...」」」
「総刃、これなんだけど」
「あぁ、それならこっちで話を通すよ」
((((なんでこの人達この状況で仕事できるの!?))))
「ナルガ...そこにいて気
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ