第68話 パーティーって...何?
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「さて、神殿はあと6つ...か」
「そうですね」
「ケンジ殿、帰ってきたな...」
「パーティーですか...」
「今日はうちの料理人が腕によりをかけて振る舞うぞ」
「服とか変えたほうが良いですかね?」
「そのことに関しては大丈夫だ、こちらで用意しておいた」
「ありがとうございます」
「彼女達も先に着替え始めている...それより...あの紫の髪の子は誰だ?
マナが非常に多かったのだが」
「アザレアか...記憶が無くなってるんだけど貴族か王族の子供だって事がわかってるんだけど」
「アザレアか...そういうことだったんだな」
「じゃあ、着替えて来ますので」
結局アザレアは...どこの国の子なんだろう...魔人だしティルピング帝国?
あり得るから怖い...
後で行こう...じゃないと...殺られる...気がする
それにしても...この服は着なれないなぁ...
よし行くか
「あ、アザレア、どうしたの?」
「どう...かな...?」
「どうって...すごく...可愛いけど...」
「ありがとう...」
顔が赤くなってるけど...大丈夫かな?
「ケンジ、私は?」
「シーナも可愛いよ」
「ケンジ様...私は...」
「エルン...エルンは可愛いけど...綺麗...ですよね...」
「ありがとうございます」
「リアイアス王国、国王陛下、お初にお目にかかります、私は、ゼンシス教皇国、教王、リムルです」
「教王様ですか...女王様ですね...」
「我が国では代々女性のみが教王になっております」
「そうなのですか、私には何の用で?」
「娘が会ってみたいというのと...神殿が見つかりました...風の噂で国王陛下が探していると聞いたもので」
「それって...雷帝とかって書いてありました?」
「はい、黒帝の魔力が必要だと」
「分かりました、今度そこへ訪れますがよろしいでしょうか?」
「城に来てくだされば...」
「それよりも...私と会ってみたいと言った、王女様は...貴方ですか?」
「は、はい」
「大丈夫ですか?」
「ひゃ、ひゃい!!大丈夫です、お会いできて光栄です」
...緊張しすぎでしょ...どうしたの?本当に大丈夫?
「こちらこそ、お会いできて光栄です」
「一緒に...お食事をと思っているのですが...良いでしょうか?」
「はい、私は良いのですが、教王陛下は...」
「私は他の方々とお話をしてきますので...頑張ってね」
頑張れって、なに?
「こ、これ...美味しいですね、陛下はどのようなものがお好きですか?」
「私は...どのようなものでも好きですが...今はお米が食べたいですね」
「え...えっと..
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