第65話 特効薬って...何?
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治せなくても、可能性があるんだ、今すぐいこうとエストに言われて
今俺は竜車に乗っている、竜車を引いているのは抹茶の眷属のワイバーンだ
エスト達のは稚竜だと抹茶が言っていた
ワイバーンよりランクが低いらしい
でも...竜車なら地竜の方がいいんじゃないですかね?
「ケンジ、なんで私たちも?」
「出来る限りの人数で来てくれって言われたから」
「何故ですか?」
「パーティーを開くらしい、成功したらだけど」
「僕たちのことは分かったけど...紫黒ちゃんと猩々緋くんは?」
え?あいつらの性別わかるの?
「さすがに召喚獣を5匹もつれてくるのはね...紫黒と猩々緋はシロネにいるし
瑠璃には城を守ってもらってる」
「そうなんだ」
「ケンジ殿」
「ん...エスト、どうしたの?」
公式の場でなければエストと呼んで良いと言っていた
まあ、パーティーなどではエンディア王と呼ぶけどさ...
「その、ワイバーンは...召喚獣か?」
「違うけど...あってる」
「竜の聖地の者か?」
「まあ、そうだね」
「一匹貰えぬか?」
「貰うって...どうする?抹茶」
「う〜ん...餌をちゃんとあげてくれるならいいよぉ〜」
「だそうです」
「その竜はなんなのだ?」
「竜の聖地を統べるものってところ」
「青竜か...」
違いますけどね?竜帝ですけどね?
「ついたな」
あ、ポルトで来れば早かった...まあ、気持ちいいし良いか
「そうですね」
「ついて来てくれ」
「抹茶、ワイバーンにここで待ってるように伝えて」
「うん、分かった〜」
「さて、初のご対面ですね」
今日は久しぶりにバロンに会おうかな...
こっちの家の番犬やってもらってて会えてなかったし
こっちの家で休むのも良いなぁ、楽しみだ
その前に...仕事だな...仕事か?
「お初にお目にかかります、リアイアス王国、国王陛下」
「こちらこそ、お初にお目にかかります...エンディア王国王妃様、第一王子様」
「この度はどのようなご理由で?」
「第一王子様の呪いを治すために」
「え?いえ...すみません、どのように行うのでしょうか」
「薬を飲むだけです」
「分かりました...失敗したときの影響とかは」
「失敗する可能性は50%ほどでしょうが影響は分かりません」
「私の子で試す訳ですか?」
「そうですが...この方法以外に治せる方法はこの世界にはありませんよ?」
「そうでしょうが、影響により体が動かせなくなっては」
「お母様、僕は大丈夫です、体が動けなくなっても...治せる可能性があるのであれば」
「どうでしょうか?やりますか?」
「息子が言うのであれば」
「で
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