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美女は何処にでも
第六章
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、そしてドイツ風のコーヒーだ。そうしたものを食べながらだ。
 この日も相席となっているシュトックハウゼンにだ。ジャガイモのスープを飲みながら話した。
「いい旅ですね」
「そう思われますか」
「はい、とても」
 笑顔でこう言うのだった。
「満足しています。最初は晴れなかったですが」
「徐々にですね」
「何でしょうかね。不思議です」
 朝の明るい日差しを浴びながらだ。さらに言う彼だった。
「本当に徐々にですがけれども」
「明るくなってきていますね、気持ちが」
「本当に」
「それは何よりです」
 シュトックハウゼンもだ。微笑んで応える。
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