36 拒絶
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出してしまった。
藤木はリリィの家に到着していた。
「こんにちは」
リリィとその母が出迎えた。
「藤木君、待ってたわ」
その時、一台の車が停車した。花輪家の執事、ヒデじいの車だった。
「Hey、お邪魔します」
「花輪クン、こんにちは!」
(は、花輪クン!?)
藤木は驚いた。花輪も誘われていたとは思いもしなかった。
(やっぱりリリィは花輪クンの事が好きなのかな・・・?)
藤木は項垂れた。花輪が入る。リリィは動かない藤木を心配した。
「藤木君、どうしたの?」
「あ、いや、なんでもないさ・・・!」
藤木はリリィと二人きりでいたかったという本心を隠して靴を脱いだ。
藤木と花輪はダイニングでケーキを待っていた。リリィとリリィの母が紅茶と共に運んできた。
「はい、どうぞ」
藤木にとっては見たことないケーキだった。形は長方形で、生クリームは茶色だった。
「アーモンドケーキよ。生クリームの中にアーモンドが入っているの」
リリィの母が説明した。
「へえ、いただきます」
藤木と花輪はケーキをご馳走になった。アーモンド味の苦さが感じたが、その苦さがまた美味しかった。
「アーモンド味も美味しいですね」
藤木は賞賛した。
「とてもDeliciousです。僕もこんなcake初めて食べました」
花輪も感想を述べた。
「ありがとう、二人とも気に入ってくれたならとても嬉しいわ」
リリィの母が感謝して言った。藤木は花輪がいたもののリリィの家に行く事を選んでよかったと思うのであった。
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