暁 〜小説投稿サイト〜
とある3年4組の卑怯者
35 散歩
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
とになって・・・」
 城ヶ崎が謝った。
「ううん、そんなことないよ。十分楽しめたよ。城ヶ崎さん、太郎君と仲良くしてたし」
「土橋さん、ありがとう・・・」
 城ヶ崎はとし子に言われて少し嬉しくなった。こうして皆はそれぞれの家に帰ることになった。リリィはまる子と帰り道を共にしていた。
「リリィは今日いろいろやってたね」
「え、そうかな?」
「だって城ヶ崎さんと永沢の喧嘩を止めようとしたり、太郎君と一緒に遊ぶことを考えたりと活躍してたよ!」
「あ、ありがとう、まる子さん・・・」
 リリィはやや照れた。
「んでさあ、花輪クンとか、今日の鹿沼君とか、爽やかな男子が好きみたいだけど、藤木のことはどうするの?」
「え!?う、う〜ん、藤木君もいいところあるけど・・・。花輪クンも鹿沼君もいいわね・・・」
「藤木はああ見えてデリケートだからアイツにも優しくしてやんなよ・・・。藤木はアンタのこと好きなんだから・・・」
 そしてまる子とは道が分かれた。
(藤木君・・・ね)
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ