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魔法少女リリカル☆イリヤ
番外編ムサシ・ハルノ
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「さて、今日も頑張ろう!」

朝、ムサシは部屋を出て呟く。彼の名はムサシ・ハルノ、日本人の血が流れてるが生粋のミッドの人間だ。だが、忘れないでほしい。彼は人を、怪獣を愛していると...

「あはは、リドリアス、やめてよ」

「ピェ!ピェ!」

リドリアスはムサシに抱きついている。大きさは大人一人分と言ったところか

「それじゃ僕は本局に行くから、いつもの場所にご飯置いてあるからね。何かあったら飛んで僕の所に来て」

「ピェ!」

バイバイと手を振るムサシ、このリドリアスこそがムサシの最初のダークエネルギーを取り除いた相手なのだ。引き取り先がないため自分で育てる事になった

「...おかしい...空気が重い」

周りを見渡すと人一人いない。ゴーストタウンに入ったかのように、そして

「クェエエ!」

「あれは!?」

[あれは...局のデータを調べた結果、ベムスターとでたよムサシ。どうする?]

「どうするってあの子も助けるに決まってる!コスモス!」

[セットアップ]

「行くよ、コスモス!」

コスモスは首からぶら下がってる状態から変わっていない。それどころか、武器すら持っていない

「はぁ!」

掌底を繰り出し吹き飛ばす。それでゴミ箱から遠ざける

[気を付けろ、体内にはベムストマックという胃袋があり、腹の口から吸収したものをなんでも消化してしまう。]

「わかったよ。はぁ!」

「クェエエ!?」

「大人しくするんだ!」

「クェエエ...」

急に大人しくなるベムスター、何があったと言うのだろうか

「?...君...もしかして泣いてるのかい?」

「クェエエ」

「コスモス、通訳できる?」

[仲間からハブられて悲しい...って言っているが]

「そうか...じゃあ僕の所にこない?」

「クェ?」

首をかしげるベムスター、一体何を言ってるんだと、すると

「クェエエ!」

「わ!もう、大げさなんだから。とりあえず今から急いで帰ったら間に合う...よね?」

[なんとか間に合うが...君はそれでいいのか?]

「いいも悪いもないさ。さ!行こう」

「クェ!」

ベムスターの爪らしき所を持って家に戻るムサシ

「ピェ...ピィ!?」

「今日から新しく家族になったベムスターだよ。仲良くしてあげてね」

「ピィ...」

「クェ!」

リドリアスに抱きつくベムスター、同類と思ったのだろう

「それじゃあご飯はここに置いておくから、お昼になったらリドリアスと仲良く食べてね」

「クェ!」

「ピェ!」

「それじゃあね」

やっと本局に行けると思うと地球で出会った人物を
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