ターン80 学園英雄と邪魔の化身
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クンが2体……!」
「そういうことだ。合計4回の連続攻撃を受けて、このおじゃ万丈目の前に沈むがいい!アームド・ドラゴン LV5でまずそっち側のおジャマトークンに攻撃、アームド・バスター!」
『せっかくの出番なのにーっ!?』
まずアームド・ドラゴンが攻撃の対象に選んだのは、赤い方のおジャマ。飛び上がらんばかりに驚き悲惨な叫びをあげるレッドの前に、その拳を防ぐように半透明の壁が張られた。
『あ、あれ?』
「トラップ発動、ドレインシールド!その最初の攻撃を無効にして、その攻撃力分だけ俺のライフを回復するぜ」
『た、助かったぁ〜』
十代 LP3400→5800
「見苦しいぞ、十代!アームド・ドラゴン、追撃のアームド・バスターだ!」
「ぐっ……!」
『結局こうなるのねーっ!?』
今度こそアームド・ドラゴンの突撃を止めるものはなく、振り上げられた拳がレッドの脳天に叩き付けられる。これで残る攻撃は、あと3回。
アームド・ドラゴン LV5 攻2400→おジャマトークン(赤) 攻0(破壊)
十代 LP5800→3400
「この瞬間に補充部隊の効果で、俺が受けたダメージ1000ポイントにつき1枚カードをドローするぜ。今受けたダメージは2400、だから2枚だ」
「2400?それだけでは済まさんぞ、十代」
「なに?」
含みのある言い方に十代が眉をひそめた瞬間、その足元で小規模な爆発が起こる。
十代 LP3400→3100
「な、なんだ?」
「言い忘れていたが、そのトークンは破壊された時に相手に300のダメージを与える。いくらカードを引いたところで、このターンのうちにライフを0にしてしまえば問題はない!もう1体のおジャマトークンに攻撃しろ、アームド・ドラゴン!」
その声を聞いたアームド・ドラゴンが間髪入れずに今度は反対側の腕を振り上げ、そのまま無造作に反対側にいる青い方のトークンに振り下ろす。
『いやーんっ!!』
そんな断末魔が聞こえてきたが、お互いそれに構っている余裕はないらしい。十代も万丈目も互いの顔から目を逸らさず、次の行動への緊張感が否が応にも高まっていく。
アームド・ドラゴン LV5 攻2400→おジャマトークン(青) 攻0(破壊)
十代 LP3100→700→400
「補充部隊の効果を再び発動!カードを2枚ドローする!」
「だからどうした!さあ十代、泣こうがわめこうがこの一撃で全て終わりだ!アームド・ドラゴンでフェザーマンに最後の攻撃、アームド・バス……何!?」
最後に残ったフェザーマンにも攻撃を食らわせるべく、アームド・ドラゴンが頭上で両腕を組む。おもむろにそれを振り下ろそうとしたところで、突然その動きが止まった。最後に残ったフ
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