ターン80 学園英雄と邪魔の化身
[4/17]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ポットが当たる。さっきはボロカスに言っちゃったけど、そこで気後れせずに咄嗟にポーズが取れるあたりは流石万丈目、大したもんだと思う。ある程度そうやってポーズをとらせた後に再び照明が落ち着いたのを確認して、カメラが再びレポーターに向き直る。
「共にその実力は未知数の2人、一体どんなデュエルを見せてくれるのか!それでは……」
「「デュエル!」」
「行くぞ十代。姿を現せ、アサルトワイバーン!」
先攻を取ったのは万丈目……ではなく、おじゃ万丈目。滑空するドラゴンを最初に繰り出したところを見ると、デッキ内容はこれまでと変わっていないらしい。
アサルトワイバーン 攻1800
「さらにカードを3枚セットして、ターンエンドだ」
「あーっと、先攻はおじゃ万丈目!その使用デッキはドラゴン族でしょうか!」
「遠慮なくやらせてもらうぜ。まずはヒーローに相応しい、戦う舞台に場所を移さないとな!フィールド魔法、スカイスクレイパー!そしてバーストレディを召喚!」
地面から無数のビルが伸び、周りの景色が眠らない町の満月の夜に様変わりする。ビルの間をやりにくそうに飛び回るアサルトワイバーンの前に立ちはだかるのは、炎の塊を片手でもてあそぶヒーロー。
E・HERO バーストレディ 攻1200
「一方の遊城十代君のデッキはヒーローデッキ!バーストレディの攻撃力ではアサルトワイバーンには敵いませんが……!」
「このままバトルだ。バーストレディで攻撃、バーストファイヤー!この瞬間スカイスクレイパーの効果により、自分より攻撃力が上の相手モンスターに攻撃するバーストレディの攻撃力はこのバトルの間1000アップするぜ」
デュエル番組のレポーターをやってるだけのことはあり、あの人はスカイスクレイパーの効果を知っているらしい。バーストレディが十代の声に合わせて炎の塊を投げつけるとその火球が空中で巨大化し、アサルトワイバーンの体を捉えた。
E・HERO バーストレディ 攻1200→2200→アサルトワイバーン 攻1800(破壊)
おじゃ万丈目 LP4000→3600
「……フン。この程度は必要経費だ」
「なら……カードを3枚伏せるぜ。さらに永続魔法、補充部隊を発動してターンエンドだ」
「エンドフェイズに速攻魔法、魔力の泉を発動!相手の場で表側表示の魔法・罠の数だけカードを引き、その後自分の場で表側の魔法・罠の枚数だけ手札を捨てる。補充部隊とスカイスクレイパーで2枚ドローし、魔力の泉自身で1枚を捨てさせてもらうぞ」
「十代君、果敢に攻め込むもおじゃ万丈目にはまるで効いていない!次は再びおじゃ万丈目のターン、一体どんなデュエルを魅せてくれるのでしょうかっ!」
まだ序盤の小競り合いにもか
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ