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魔法少女リリカル☆イリヤ
みんなを守りたい
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「...?」

なんだろう...このポスターに写ってるキャラクターを知ってる気がする

「おい...泣いてるのか?」

「え?...目にゴミが入っただけだよ」

続いて見ていく、知らない、知らない、知ら

「っ!」

このポスター、このキャラクター達。
俺は知っている
何でだろう、どこかで聞いた事があるのかな
....名前は

「名前は..そう、イリヤ....!」

思い出した!

「美遊!クロ!」

「知ってるキャラクターなのか?」

走って後ろに戻る

「なのは...フェイト...はやて!」

俺はどうして忘れていたんだ。....

「父さん...母さん...俺行かないといけない場所がある」

「?すぐ近く?」

「ううん、スゴく遠く、遠すぎてもう帰ってこれないくらい」

「....」

「....」

二人の沈黙は続く、当たり前だ。自分の息子がこんな事を言い出したのだから

「行ってきなさい」

「...え」

「そうだ、大切な所なんだろう?」

大切...そう、俺にとっては命よりも大切な物

「うん、行ってくる。いってきます。そしてさようなら」

その瞬間世界が壊れた
父さんや母さんはいない...いや...もとからいなかった。

「....」

左手を見つめる
そう、無いのだ。俺に力を与えてくれる物が...でも自然と今はその名を呼べば出てくる気がした。いや、信じているからだ

「....ゼロォォォォ!」

[待ってたぜ!総刃!]


















【外】


「空間に亀裂!?」

「何が」

「...まさか!?」

「ディアァァァァ!!」

「「ソウ!」」

「「総刃!」」

「総刃くん!」

「悪い...待たせた」

「グス...本当だよ、待たせ過ぎだよ!」

「何故だ!何故あの空間から戻ってこれた!?あの空間は貴様の思い描く幸せが」

闇の書の管制人格が言う

「あぁ、確かに幸せだったろうな。あのまま行けば俺は飲み込まれてた」

「ならば」

「でもな、俺の幸せはイリヤになのは、美遊にフェイト、クロにはやてにアリシアがいる世界なんだ。血の繋がった家族でもこれだけは譲れない。あの世界にはイリヤ達となのは達のポスターがあった。それは俺が...俺の心がみんなの事を忘れてなかったからだ!」

管制人格に斬りかかる

「何故貴様らはここまでして戦う!我が主は安らかな眠りを」

「違う!はやてちゃんはそんな事望んでない!はやてちゃんが望んでたのは...それは家族だ!」

なのはが言う

「何故だ!
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