第52話 謎の少女って...何?
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「ただいま〜、ってこの国には家がないんだよなぁ...」
「やっぱり国の顔とも言えるお城を作ってみてはどうでしょうか?」
「金無いし、自分で作るとしても材料が無いしね...」
「その事なんだけど〜、竜の皆が〜、材料くれるって〜」
「え、マジで?」
「その代わりに〜、魔人の子を助けてあげて欲しいってぇ〜」
「よし行こうか、抹茶、乗せてね」
「わかったよ〜...どうぞ〜」
数分後
「ようこそいらっしゃいました、ケンジ様、早速ですがこちらです」
「様はいらないから、で...どの子?」
「この少女です、回復魔法はかけたのですが
解毒魔法は我々は使えないのですなので助けて貰いたいのです」
「それだけで建築材を貰えるの?」
「こじつけのようなものですので...」
「そういうことしなくても、俺は助けにくるんだけどなぁ
まあ、じゃあ連れていきますので、月白ちょっと来て
抹茶は先に戻って仮説テントをひとつ作ってほしいんだけど」
「良いよぉ〜」
「主殿なんでしょうか」
「俺がこの子を抱いて、月白に乗るから、帰って欲しいんだ」
「了解しました」
またもや数分後
「よし、とりあえずはここにおいてあげて...
我、光属性魔法を行使する、対象、目の前の少女」
「解毒」...「解毒」...
「とりあえずはこれで良いだろう...月白、この子のそばにいてくれ、起きたら念話で連絡してくれ」
「了解しました」
「で、早速建築するわけだけど、エンディア王国とフィーリア帝国の城を真似するか...
エルン、シーナ、抹茶、手伝ってくれる?」
「やり方を教えていだたければ」
「はい、分かりました」
「う〜ん、楽しそうだしね〜」
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