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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十八話 機動六課のある休日 1
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るですぅ」
「了解です!」
シャーリーは一旦データをまとめて、レイジングハートの調整プログラムを止めた。
「最近はどなたとも融合されてないですよね?」
シャーリーはリイン用の調整プログラムを起動させた。
「そうですねぇ。はやてちゃんは勿論、シグナムもヴィータちゃんも私を使う程の状況にはならないですし」
リインはそう言いながら、チェックポッドの前まで飛んでいき、制服のボタンに手をかける。
「それ自体は良い事なんですけどね」
シャーリーがチェックポッドの蓋を開ける。
ユニゾンは、言わば奥の手。使わないことに越したことはない。
「でも、いざと言う時に動けなくては、祝福の風、リインフォースの名が泣きますから」
一糸まとわぬ姿になり、リインがポッドに入ろうとした時に……
「おーい、シャーリー。きたぞ……」
間の悪い男が研究室に入ってきた。
「「え?」」
アスカの突然の乱入に固まるシャーリーとリイン。
一方、アスカも凍り付いていた。
目の前には引きつった顔のシャーリーと、素っ裸のリイン。
嫌な沈黙が流れる。
(え?えええ???な、何?何なの??何でリイン曹長が裸なんだ!?)
動揺が治まらないういに……
「キャアァァアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!」
引き裂くような悲鳴と共に、フリジットダガーがアスカに向けて放たれた!
「ちょーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
降って湧いたような休暇日に、撃沈回数を増やしたアスカだった。
「ひどい目にあった……」
ボロボロのアスカがイスに座ってボヤいた。
「アスカ!ちゃんと反省してるですか!」
そのアスカに、リインの怒った声が飛んでくる。
「は、はい!」
その声に、アスカはピョンとイスの上で正座をする。
リインはふくれっ面でラピッドガーディアンを調整していた。
裸を見られた事で相当怒っている。
普段は、ちっちゃい上司が頑張ってるなー、くらいにしか思わないのだが、今回はリインの怒りがはっきりとアスカにも感じ取る事ができた。
「リインさん。あの、私がいけないんです。アスカがくる事をすっかり忘れてて…」
シャーリーがそう言うが、リインは取り付く島もない。
プンプン怒りながらも、ラピッドガーディアンの変形機能の最終調整をしていた。
アスカは、リインの背中をイスに正座したまま見ていた。
(とにかく今は逆らうな!何とかリイン曹長の機嫌が直るまでは耐えろ、オレ!)
ちっちゃい上司の怒りが治まるまで、無条件降伏をし続ける覚悟のアスカ。
しばらく待ち、リインの
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