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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第三十八話 機動六課のある休日 1
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ルトはアスカの端末から連絡をとる準備を始める。
「デューク。デューク・キズムです」
「はい、デュークさんね。ちょっと待ってて」
パパパッとアルトは端末を操作して交通管理局に繋げる。
少しして、モニターに体躯の良い男が映し出された。
「お待たせしました。時空管理局、交通課、地下高速管理部のデューク・キズム一等監視官です」
まだ若い青年だ。年の頃は24、5といった所か。
「こちらは、機動六課、アルト・クラエッタ二等陸士です。お呼び立てして申し訳ありません。キズム監視官とお話したいと言う者がおりましたので連絡をしました。はい、どうぞ」
そこでアルトはアスカと交代する。
「よう。久しぶりだな、デューク」
そこそこ歳の差がある人物に、アスカは馴れ馴れしく話しかけた。
「え…アスカ?アスカ・ザイオンか!いや〜、久しぶりだな!少しは背が伸びたか?」
「髪の方が伸びたよ」
デュークはアスカを見て懐かしそうに話す。
「最後に会ったのが、デュークの結婚式の時だろ?2年ぶりくらいかな」
「そうだったな。オヤジさんは元気か?」
「相変わらずだよ、オヤジは。そっちも元気そうだな」
「おうさ!しかしビックリしたぞ、機動六課から連絡なんて、出世しやがったな、アスカ!」
「そんなんじゃ…まあ、いいや。それより、ここは六課のオフィスだから、話はそっちに行ってからしたいんだけど」
「ん?お前、今日休みか。なら来いよ!」
「分かった。じゃあこれから向かうわ」
「おう!しかし懐かしいな。099の頃は、一緒に女湯を覗きに行けなくて拗ねてたヤツが機動六課か…」
「六課のオフィスだっつーてんだろが!」
デュークの発言に焦ったアスカは、叩きつけるように端末の電源を切った。
チラッと横目でアルトを見ると、クスクスと笑っている。
「そうなんだ…拗ねていたんだ」
可笑しそうに笑うアルト。
「いや、あの!違いますから!099部隊に女性が宿泊する時に、オレが風呂の哨戒任務をやらされていたんですよ!ウチの馬鹿共は絶対に覗きにくるから、それを絶対に阻止しろってオヤジに言われて!」
アタフタしながらアスカはそう説明する。もの凄い汗をかいているのは何故だろう?
「んで、拗ねてたの?」
アルトはからかうように言う。
「だから違いますって!ウンザリしてたんですよ!あいつらガチンコでくるし、阻止しろって言ってたオヤジが先頭で覗きにきてたんですよ。女湯の外で大魔導戦ですよ?!どんだけ覗くのに情熱燃やして…」
言っていて虚しくなったのか、アスカはハァ、とため息をついた。
「考えてみれば、あの時からオレの防御魔法って鍛えられてたんだなぁ…覗
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