俺がするべき事は
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。そしてマスター...凛さんとラニさんはお互いのサーヴァントに指示、援護している
本当の聖杯戦争はこういうものなのか....
俺は戦う事、守る事しか脳のないやつだ
サーヴァントへの援護なんてできない
黙って見ていたが膠着状態に見えていたが違ったようだ。僅かにクーフーリンが押している
そしてバーサーカーを倒しかける...がラニさんに動きがあった。勝機のないこの状況でないを?
「敗北を判断。申し訳ありません、師よ。あなたに頂いた筐体と命を、お返しします」
「...え?」
ラニさんとバーサーカーの魔力の流れがおかしい。
バーサーカーの唸りも、明らかに今までとは違う。
「全高速思考、乗速、無制限。北天に舵を モード・オシリス 入手が叶わぬ場合、月と共に自壊せよ....これより、最後の命令を実行します」
「ちょっ、アトラスのホムンクルスってのはそこまでデタラメなの!?」
自爆...まさかそんなバカな事を?
しかもそれだけでは終わらない。
ラニさんの右手が光り輝き、魔力を放っている。
「令呪の使用!? 令呪の魔力も自壊に使用するつもりなの!?」
「聡明だな」
「落ち着いてる場合か! 魔術回路の臨界収束、捨て身にも程があるわよ、あんなのただの自爆じゃない!」
「カミカゼ特攻とかいったか。あれはリンの国の専売特許だった筈だが、何か手立てはないのか?」
「いつの時代の話よ!? 軽口は後、ランサー、出し惜しみなんてしてられないわ、槍使って!」
「いいがバーサーカーの野郎が邪魔だな」
「そこはなんとかしなさい!」
「はいはい、なんとかしますよっと」
自爆、ラニさんが死ぬ...最悪凛さんも巻き込んで。恐れていた事態が起こった。自分は何となく感じていた、何かあると
それがこんな事になるとは
クーフーリンがラニさんの心臓を穿とうとするがバーサーカーがそれを許さない
ダメだあのままだと二人とも!
「奏者...」
「ご主人様...」
「マスター...」
「...だ」
声をこぼした、3人は最初はうまく聞き取れなかった
「嫌だ!俺はもう大事なものを失いたくない!だから!ゼロ!」
[はぁ、こんな事になるなら最初から見なけりゃいいのに...セットアップ!]
「な、何をするのだ奏者よ!?」
「人が紡ぐは絆、言葉を繋ぐは希望、力の元、俺が守りたいもののために!神に届かぬが故の鎧盾(ウルティメイトイージス)!」
鎧が展開された、右腕には槍が着いている
「ハァッ!」
「何をしているマスター!」
「開け開け開け開け開け...開けー!!」
空間を...斬り、斬り、斬り、斬り、斬り、斬り裂く!...開いた!
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