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魔法少女リリカル☆イリヤ
3回戦7日目 決戦3
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動した」

「常世咲き裂く大殺界(ヒガンバナセッショウセキ)!」

「キャアアアアア!」

倒れるアリス....今度こそやったか

「なん..で発動...しな」

「炎、神をも灼尽くせは数分間対象の宝具の発動封じる効果がある」

「...そう、悪夢も覚めるのね」

「あれ?体が消えてっちゃう」

「ありす、もう遊びは終わりよ」

「終わり...ありすはずっと一人ぼっちだった」

「....」

「誰にも見てくれない、見もしない。ねぇお兄ちゃんは見てくれてた?」

「当たり前だ、じゃなきゃ君を幸せに...安らかな眠りにつかせてあげようなんて思わない」

「優しい優しいお兄ちゃん、きっと誰からでも好かれるのね...バイ..バイ」

消える白いありす

「ありすが消えた、だからありすはもうありすにはなれない。だってありすは物語なんだもの」

「希望を信じればまたなれるさ」

「...ホント?」

「...あぁ、それは俺が必ず実現させてみせる」

「ありがとうお兄ちゃん、ありすもそろそ..ろ」

消える黒いアリス
さようなら...でも、また会おう。死者は蘇らないけど魂があるのなら

「ご主人様?」

「...」

「!?何を」

「ハァッ!」

壁を叩き斬る
アラートが鳴る、勿論この決戦場でだ。
でも俺はそれを無視して歩く
ありすが消えた場所まで、周りは黒く消えかかっている
その中で淡い光を放つものをゼロに取り込む

「ご主人様!早く!」

「分かってる!」

急いでエレベーターに乗る
間一髪だった
エレベーターを降りると

「命が失われるのは悲しい事です。それがこのような無慈悲な戦いであれば尚のことです」

「...無慈悲?」

「ええ。憎しみによって殺し合うのではなく、互いに同じ目的を持ったまま、相容れずに闘うしかなかった。人としての心を持ったまま人を殺めるのは悲しい。実に無慈悲です」

「でも覚悟を持ってここに来ている人だっている」

ダンさんがそうだ

「はい、ですがそれも自分の欲のためここに来ています。」

「だから?」

「だからこそ悲しい戦いは止めるべきだ。だからこそ僕は聖杯戦争に参加した。地上の貧困も、ここの戦いも同じですよ。足りていないから奪うしかない。その調停をするため僕はここにきた。人々に、完全な平等を。それがこの世界のあるべき姿。理想社会なのです」

「...世界平和ってところか」

確かに世界が平和になればどんなにいい事か
でもそれは不可能、人間は争いを止められない生き物 きっとこの先何十年何百年たとうと

「ひっどい勧誘だこと。右も左もわからない子供に、よくもまあ堂々
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