暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカル☆イリヤ
3回戦5日目 鏡文字
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と、夢から覚めてしまうわ」

「じゃあね、お兄ちゃん、ばいばい」

...

「どうしたいつぞやの少年」

「あ、あの時の、ちょうど聞きたかった事があるんだ。これなんだけど」

「何々?鏡文字か...書いてある事はジャバウォックの詩の文だな。しかしおもしろい真似をするな。ちょうど今その手に前作を持ってるではないか。」

「いや読んでも今一ピンと来なくて」

「童話とは理解するような物ではない。元来本とは作者の身勝手な妄想の塊よ」

「はぁ」

難しい事言うなぁ

「ジャバウォックはどうした?」

「倒したよ」

「ふはは、そうか。本当にヴォーパルの剣を用意するとはな!では相手の真名についてもヒントがあるではないか」

「ヒント?」

「その手に持ってる物、これでもわからんならただの馬鹿だ」

「あ、そういえばジャバウォックは鏡の国のアリスに出てくる怪物」

「そうだ、次作に出てくる怪物だ。そしてそれを召喚したと言う事は」

「ありすの影響が強いサーヴァントって事か!」

「さっきの少女だろう?あの悲劇の少女、いやぁあれを題材に本を書けば売れるかもしれんな」

よし!後は明日考えるか!

「えっと」

「アンデルセンだ」

「ありがとうアンデルセンってえぇ!?」

いない...アンデルセンって作家の...まさか...ね

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