2回戦6日目 過去
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「敵の真名も分かったし、トリガーも取ったしやることないよな?」
「ぬぅ、ならば余の遊び相手になるとよい」
「ご主人様ーカモーンです!」
「ほら、呼ばれてるぞ」
「ほらじゃないよ!行かないからな!キャスター!膝ポンポンするな俺は子供じゃない」
「「「え」」」
「いや子供だが子供扱いするな」
しかし本当にやることないな。何をする?...とりあえずマイルームから出るか
「...」
「あ、衛宮君...だったかしら?」
「あ、はい」
「どう?勝てそう?」
「まぁ敵の真名は分かりましたし後は作戦を練るだけですね」
「へぇ、そんな所まで行ってるんだ。貴方本当は子供に化けた大人とか?」
「そんな訳ないですよ。正真正銘小学5年生ですよ」
「そう、ま、頑張りなさいよ」
凛さんはどの世界でも変わらない。相手に情が移ってしまうお人好し
でもそんな所が凛さんのいい所
続いて現れたのはレオさんだった
「総刃さん、こんにちは。相手がダン・ブラックモアと聞きました。ですが不思議と貴方なら彼を倒せる気がします」
「はぁ...」
「頑張って下さいね。では僕はこれで失礼します」
相変わらず礼儀正しい人だな、怒った事とかあるのかな?
このパターンで行くと
「ごきげんよう」
ラニさんだった
「私は貴方が気になる。貴方の一際輝く星...その正体が...今まで私はこんな気持ちになった事がありません」
「はぁ...」
「これがなんなのか教えてくれませんか?」
「えっと好奇心じゃないですか?」
「好奇心...成る程」
あ、納得した。自分で言っときながらそれでいいのかな
「ではこれで、明日の決闘、頑張って下さい」
ぺこりとお辞儀をし去っていく
こうして気づいた。俺はイリヤ達だけでなくとも応援してくれる人達がいる事に
あの孤独の運命を辿るはずだったあの日、イリヤに声をかけられ家までつれていかれ流れるように家族になった。俺は生まれた時を知らない
そもそも人の子かも怪しい。ただ聖船総刃という過去の生まれ変わりだから。
聖船総刃は英雄とは程遠い人間だった
だがその強さはずば抜けていた
来るものを寄せ付けず敵をなぎ倒して行くその様は悪魔と呼ばれてもいた
最期は自殺と言われているがそれは本当ではない。とある白髪の少女が彼、聖船総刃を助けた。だが少女は病気に犯されていた。だから少女は会って間も無く死んでしまい聖船総刃はその時初めて悲しみを知った。そして「嗚呼...こんな事になるなら俺が守ってやれば」と、しかし少女が死んだ次の日聖船総刃は捕まり断頭台にかけられた。それが聖船総刃の末路だった。昔の聖船総刃には繋がりがない。だが
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