第四話 木精救出作戦
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疲労で入院したと翌日発表されたが、その後も多々入退院を繰り返し、校長の職責が足りるのかの議論も起こったが、其処は麻帆良である、都合の悪い事は魔法で誤魔化したようだ。
1983年5月1日
■京都府京都市関西呪術協会本山 近衛木乃香
いよいよ今日はちーちゃんのデビューや、姿は星のマントにマスクやで、まさにザ・カゲスターのベルスターや!
うちは月詠のコスプレのままや。
「このちゃん、この姿、凄く恥ずかしいやけど」
「ちいちゃん、正体知られんようにせなあかんから、そのど派手な姿にしたんや」
嘘や、ちいちゃんの困った顔、見たいから態とそうしたんや。
「もう少し地味で大人しいのが」
「なに言とるんや、派手にせにゃ、目立たへんやん」
「そやけど」
ちーちゃん、すごう嫌がっとるが、まけまへん。
「なら、ちーちゃん置いてうちだけで行くで」
「それは堪忍や」
早速転移や、場所はMM元老院のクソ共が人体実験するための被験者攫うために攻撃している村や、許せへんで!!
■魔法世界、木精の村
「お母さん!」
「ブリジットお前だけでも逃げなさい」
私達が平和暮らしていた村にいきなり大勢の外国の兵隊がやって来てみんなを捕まえはじめたのです。お父さん達は必死に防衛しようとしますが、皆次々に倒されてしまいます。私達は逃げるために走りましたが、出口をふさがれお母さんが身を挺して私を苦そうとしてくれたのですが。
「このあま!すっこんでろ!」
「この子だけは」
「うるせい!餓鬼の角は柔らかくて高値で売れるんでな」
お母さんが、兵隊に蹴られて倒れてしまってピクリともしません。お母さん、お父さん!!
兵隊が私の襟首を掴んでにやけた顔で言ってきます。
「ほう、幼いがいい女だ、少し遊んでから殺してやるよ」
私は、絶望感に包まれました、皆殺されてしまうのです。皆の元へ行くのならこの場で死んでしまいたい。そう思った瞬間、目の前の兵隊が砂のように崩れ去りました。いったい何がおこったのでしょう?
■魔法世界、木精の村 近衛木乃香
「ちーちゃん、あれ見たか」
うちの冷静な言葉にちーちゃんも黙って頷いてくれたわ、村が焼けとる、木精の人達が大勢倒れとる、その角をMMのクソ共が狩ってる姿や、死ねやクソ共!!
「ちーちゃん、いやベルスター、行くで」
「この、いや月詠いきましょう」
ちいちゃな女の子を犯そうとしていたクソに、範囲限定瞬間時間超過をかけてやったわ、一瞬で1万年ほどの時間が経ったから、一瞬で砂状態になったで、此なら死体の処理も必要ないさかい、エコや。
「お姉ちゃんは?」
襲われていた女の子が話しかけてきたわ。
「うち、月詠言います、義によって助太刀いたす」
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