第四話 木精救出作戦
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判るで、それに 任○堂がファ○リーコン○ュータっていう、ゲーム機発売するらしいで」
ちーちゃんが心底呆れた顔しはじめたわ。
「このちゃんの能力なら、世界取れるで」
「そやな、けどその気があらへんけど」
「そやな、それでこそ、このちゃんや」
一頻り笑った後で、近右衛門がいる麻帆良女子中学校校長室をサーチや。おお、居るで、ぬらりひょんがいるで。せやけど、なんか原作とちゃう気がするんやが、なんか変やな?
「凄い、近右衛門が映ってる」
ん??あーー頭が普通や、ぬらりひょん頭や無い。どないしたんやろう、此から成長するんかな?まあええわ。
「このちゃん、どうやって御札で攻撃するん?」
「偵察樹使って、植物の導管つこうて、判らない程のゲート開けて其処からシュートや」
「凄いわ、このちゃん無双や」
「えへへ、そなはじめるで」
目の前の机に大きな穴が開いて、其処へ呪いの御札をボッシュートや。音楽がながれへんけど、心の中では、チャララララドーンのあのBGMが聞こえる気がしたんや。
「このちゃん、消えたで」
「向かったわ、どうやろう」
見ていると、近右衛門の座っている机の下に穴が開いて、御札が飛び出して近右衛門の足に吸い込まれたで。
「吸い込まれたわ」
「そやね、うわ。悶えはじめたで」
「凄いわ、酷い状態や」
「けど、爺の悶え苦しむのを見るのは気持ち悪いから消そう」
「それがええで、映像終了や」
その後どうなったか知らんけど、定期的に近右衛門にちーちゃんの修行疲れを送り込んであげたんや。
1983年4月10日
■埼玉県麻帆良学園都市 近衛近右衛門
ふう、疲れたの、しかしMM元老院は何を考えて居るのやら、詠春殿達を指名手配して挙げ句に関西呪術協会の戦力を磨り潰そうとするとは、詠春殿達以外は儂にしてみれば、願ったりじゃが、儂と木乃葉の為には木乃香の魔力は危険すぎるのじゃ、木乃葉擁護派と木乃香推進派の内乱が起これば、益々MMの内部干渉が増えてしまうからの、木乃香には悪いが、推進派には消えて貰うのが日本の為なのじゃ。
儂の元で日本の魔法を麻帆良で統合し、儂が代表者としてMMの鉾先を躱すしかないのじゃ。無論木乃香の護符の力は十分利用させて貰うが、木乃香を長にさせる訳にはいかん、万が一があれば、麻帆良がMMに占領しかねられないのじゃから。今の儂等には、MMの力を利用して、行くしか方法がないのじゃから。過激派に関しては、消えて貰うよりほかないのじゃ。
ぐわー、何じゃいきなりの疲労感は、耐え難いことじゃ。
「校長どうされました?」
「神多羅木君、いきなり頭痛と体がだるくなって」
「校長、直ぐに病院へ」
「頼むのじゃ」
麻帆良学園では、近衛近右衛門校長が全治2週間の筋肉
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