2回戦2日目 ラニ
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「よし!調べに行くか」
「ごきげんよう」
後ろから声をかけられた。振り向いてみると眼鏡を掛けた薄紫の軽くウェーブのかかった髪を腰くらいまで伸ばし、変わった服を着ている褐色の少女が立っていた。とりあえず挨拶しとくか
「えっとこんにちは?俺は衛宮総刃です」
「私はラニ。貴方と同様、聖杯を手に入れる使命を負った者。私は貴方を照らす星を見ていました」
星?何のことだろうか?よくわからず、戸惑う俺の事など気にせずにラニさんは言葉を続ける。
「他のマスターたちも同様に詠んだのですが、貴方だけが一際輝いていた存在。どうか答えてほしい。貴方は、何なのですか?」
「え?」
何なのと聞かれても...答えられる範囲は限られてる。俺が魔法を使えるなんてのは魔術師には絶対知られてはいけない事だ
「警戒しないで下さい。私は、貴方の対戦者ではないのですから」
警戒してると思ったのかこちらの気を緩めてきている
「私は新たに誕生する星を探している。その為に、多くの星を詠むのです」
星を探しているという事は何か、恐らくこの学校で誰かを探しているのだろう。
「私はもっと星を観なければならない。ですので協力を要請します。ブラックモアの星を、私にも教えてほしい。そしてあなたはブラックモアの情報を手に入れる」
いかがでしょう、と促されるが、
星を詠む、という行為については星占術だろう
「わかった。協力します。俺はどうすればいいんですか?」
「何か...どんな小さな遺物でも良いから持って来てください。どれだけ希薄な物であろうと私はソレから星を読み取ることが出来る」
「分かりました。手に入り次第渡します」
「ありがとうございます。では、ごきげんよう」
そう返すとと頭を下げ、ラニさんは歩いていった。
「よかったのか奏者」
「何が?」
「奴らが残していった物をどこぞの女にくれてやるなど、心配だ」
「大丈夫だよ、どうせ俺が持ってても宝の持ち腐れだしね、さて調べに行こうか」
イチイの木について調べてたらアララギと呼ばれる事もあるみたいだ。ってどうでもいいか。うーん毒でアーチャーつったら俺の中からいなくなった奴で言えば...わからん。まず自分の中にいる奴を全て把握してるワケじゃないし
ということでアリーナに行く
そして言われた物を探す
「物を探すのもいいが前も見たまえ」
「あ、うん」
イリヤ今頃なにしてるかなー
っとそういや前に木があった所に行ってみるか
敵エネミーは簡単に倒していく
お?何かあるな
「マスター、もしもの時があったらだ。私が拾おう」
「頼む」
【アーチャーは年代物の矢じりを手にいれた】
「これだけじゃな
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