暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜漆黒の剣聖〜
アインクラッド編〜頂に立つ存在〜
X`mas企画 伝説の依頼
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「今日はどうしよっか?」

現在の時刻は朝の九時を回ったところである。二十二層の常緑樹の森林に囲まれたログハウスのテラスでルナはまったりとお茶を飲みながら今日の予定を決めようとしていたのだが、ソレイユは珍しくバツの悪そうに口を開いた。

「あ〜、わりぃ。今日からちょっと長期間の依頼が入っちゃってな、少しの間家を空けることになっちゃうんだ」

「えっ、そうなの?お仕事?」

「・・・・・まぁ、そんなところだ。長期間って言っても一日、早ければ今日中に帰ってこれるよ」

「そっか。じゃぁ、今日はアスナとどっかにいこうかな?」

「大丈夫なのか?向こうは新婚なのに?」

「そこらへんは大丈夫だと思うよ。あの二人、誰がいようと平気でイチャイチャするから」

「・・・・・・・・そうか。まぁ、そんなことはさておき、悪いな。この埋め合わせは必ずするから」

「うん、楽しみに待ってるよ!」



「という訳で遊びに来ました!」

キリトとアスナのログハウスでルナはお茶を飲みながら事の顛末を説明していた。それを聞いたキリトとアスナは「べ、別にイチャイチャしてるわけじゃ・・・」や「そ、そうよ。私たちにだって限度と言うものが・・・」などと言い訳を述べていたが、ルナの「傍から見ればそう見えるんだよ」と言われたため反論できなくなった。

「それで、お二人は今日はどうするの?」

「どうするって言われてもなぁ・・・どうする、アスナ?」

「う、う〜ん・・・どうしようか?」

キリトに話を振られたアスナは少しばかり考えたが結局何も決まらなかった。そんなアスナを見てルナは溜息を一つ吐くと呆れ気味に口を開いた。

「・・・・・・何も決まってないんなら、ソレイユが「コンッコンッ」・・・お客さんが来たみたいだよ?」

ルナの言葉を遮るようにならされた扉のノックオン。それに気が付いたアスナは「は〜い」と返事をしてパタパタと玄関の方に駆け寄り扉を開ける。そこには意外な人物が立っていた。

「お、お久しぶりです、アスナさん」

「あ、えっと、クラインさん?」

意外な人物であるクラインは頭を掻きながら恐る恐るアスナに要件を伝えた。

「あ〜、その〜、キリトの奴はいますかね?」

「キリト君ですか?中にいますけど・・・よかったら上がってください」

アスナの勧めで家に邪魔することになったクライン。リビングの方に歩いていくとルナと談笑していたキリトがクラインに気が付き、おなじみのあいさつ(?)を口にした。

「よう、クライン。まだ生きてたか」

「いや、その言い方結構失礼な気がするんだけど・・・」

クラインに対するキリトのあいさつ(?)を聞いたルナは頬を掻きながら苦笑いをするが、当のクラインは特に
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