暁 〜小説投稿サイト〜
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アインクラッド編〜頂に立つ存在〜
X`mas企画 伝説の依頼
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スに斬り上げまた二本をあわせて振り下ろす。特殊二刀流最上剣技≪グランバースト・クエイク≫の十二連撃がMobを屠っていく。再びディレイによって動きを制限されるが、フォローするようにビートが片手四連撃剣技≪ホリゾンタル・スクエア≫でリクヤに飛びかかってくるMobを倒していく。キリトも二刀流を惜しむことなく使い、二人をフォローしながら戦っていく。実力を同じくする三人が完璧なコンビネーションで戦っていく様は圧巻と言えた。



ルナ&アスナ&風林火山side

迫り来るMobの攻撃を流麗なステップで回避しながらカウンターを急所に当てていくルナ。しかし、いくらカウンターを急所に当てようと、Mobを一撃で狩ることは難しい・・・のだが、ルナが攻撃を与えたMobに一筋の閃光が走っていく。≪閃光≫アスナ。その代名詞とも呼べる攻撃がMobの急所にヒットしポリゴン片と化していく。

ルナが削り、アスナが仕留める。

いつの間にかそのサイクルができており、二人は順調にMobを屠っていく。クラインたち風林火山もルナとアスナのフォローに回り、危なげなく狩っていく。



時間がたつのは早いもので、戦い始めてから五時間が経過した、最後のMobにリクヤが自分を中心に三回転しながら斬り、最後に地面をえぐる技≪桜花爆砕斬≫で止めを差し、【フェニックスの守護】のMobは犠牲なく一掃することができた。

「つ、疲れた・・・」とはリクヤ。

「右に、同じ・・・」と同意したのはビート。

二人が思わず漏らした言葉はここにいる大半の者の心の声だった。ソレイユを除く全員が地面にへこたれている。そんな彼らにソレイユは苦笑いしながらも酷なことを述べた。

「疲れてるのはわかるが、不死鳥の巣に戻るぞ」

「い、今すぐにか・・・!?す、少しは休ませろよォ・・・」

「なんでお前はそんな元気なんだよ・・・」

「慣れてるからな。さっさと行くぞ。報酬、もらえなくなるぞ?」

クラインとキリトのボヤキを意に介さず、上り坂の方へ歩いていく。これだけやって報酬がもらえないとなっては立つ瀬がないので言うとおりにするしかなかった。

ソレイユの後を追い、各々が不死鳥の巣の前に行くと不死鳥は目を覚ました。一度だけソレイユたちに眼を向けると、不死鳥は自分が寝ていた巣に火を放ち、己の身を焼いていく。その中で美しい声で鳴いているその様子はまるで歌を歌っているようであった。疲れを忘れ、耳を澄ますソレイユたち。ルナがソレイユに体を預けるようにもたれ掛かり、歌声に耳を澄ましていく。少しの間奏でられていた鳴き声が不意に途切れ、炎の勢いが収まるとそこにあったのは灰のみであった。その灰の中から一匹の雛鳥が出てくると、すぐさま何処へと飛び去っていく。その直後・・・

【Cong
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