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X`mas企画 伝説の依頼
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・・」

「レジェンド・クエストか・・・」

キリトとリクヤの間のみで話が進んで行く。それに我慢が出来なくなったのか、ルナがおずおずと二人の間に割って入っていった。

「あの、キリト君?そちらの人って?」

「あれ、ルナって会ったことなかったっけ?」

ルナの言葉に反応して疑問を投げかけたのはアスナ。それに対してルナは呆れたように溜息を吐きアスナに心のうちの一部を吐露した。

「あなたが私に無理無茶無謀を押し付けるから、他のプレイヤーとの交流は思うほどないんだよ、私・・・」

ジト目でアスナを見つめるルナにアスナはバツが悪そうに視線をそらす。自覚はあったらしい、いまさらであるが・・・。

「こいつはリクヤ。凛々の自由っていうギルドの一員だ。リクヤ、こいつは血盟騎士団の参謀長のルナだ」

「初めまして、リクヤです。よろしく、えっと、ルナさん・・・」

「呼び捨てでいいですよ、あと敬語もいりません。ルナです。よろしくお願いします、リクヤさん」

「じゃあ、俺の方も敬語はいらないよ」

自己紹介を終え、リクヤを交えて件のクエストボードへ向かうキリトたち。クエストボードの前に立つと受注できるクエストがウインドウに表示された。

【Warning!フェニックスの守護】

【バハムートの挑戦状】

【ヴァナルガンドの決闘】

三つあるクエストの中で【バハムートの挑戦状】と【ヴァナルガンドの決闘】は黒く塗りつぶされ、【フェニックスの守護】のみが受注できる状態となっていた。キリトはリクヤを含めた一同に一度だけ目を向けると、【フェニックスの守護】と名を打たれた文字に触れる。その直後、リクヤやルナ、クラインたちにクエストの詳細が書かれたウインドウが出現した。(クエストボードの前にいる全プレイヤーにクエストの詳細が表示されるという仕組みのため)

【Warning!フェニックスの守護】

≪目的≫ フェニックスを護ること
≪目的地≫ 二十層北部 眠りの渓谷
≪制限時間≫ 無制限
≪特殊条件≫ なし

必要最低限しか記されていなかった。それを見た一同は頭を捻るが、考えても答えは出ないためそのクエストを受注するとクエストの目的地に向かって歩き・・・・・・出そうとしたところで、再びキリトの目が知人の姿を見つけた。

「久しぶりだな、ビート」

「・・・・・・キリトか」

赤いフードつきのコートを羽織っているプレイヤー、ビートはキリトの声に反応すると進路を変えキリトたちの方歩み寄っていく。

「こんにちは、ビート君」

「やぁ、アスナ。それから、えっと・・・」

「はじめまして、ルナです。呼び捨てでいいし、敬語はいらないから」

「俺はリクヤだ。よろしく」

「俺はビート。宜
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