1回戦3日目 本探し
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「さて、弁明を聞こうか」
「キャスターが悪い!」
「セイバーさんが悪い!」
「二人とも仲がよろしくて大変嬉しいねぇ....なんで俺の寝てるとなりに入ってきたんだ!」
「余は寒そうな奏者の為に暖める為に布団に入った」
「ご主人様のど「それ以上はいけない」...はい...てへペロ」
全く油断も隙もありゃしない。アーチャーは倒れて気絶してるし、英霊ってこんなに弱かったっけ?いや二人がかりがキツいだけか。そうなると3人持ちの俺は他のマスターより圧倒的アドバンテージを得ているのでは?
「まぁいいや。今日はあの2丁拳銃使いのライダー(仮)の事を調べに行くぞ」
「「はーい」」
「くっ、私は無視か...」
あ、アーチャー起きてたんだ
「あ、レオさん」
「おや、総刃さんではないですか。こんにちは、どうですか調子は」
「そこそこですかね」
「そうですか、民が頑張る姿は大変良い」
民?というか後ろの人...サーヴァントはガウェインじゃ
「レオ、相手方が困っています」
「おっとこれは僕とした事がうっかりしてました。ガウェイン、挨拶を」
「ガウェインと申します。貴方がレオの良き好敵手であらん事を」
真名自分からバラしたー!?ガウェインって俺の中にいる...あれ?交差先にガウェインがいない!?
「どうしました?」
「いや真名を自分からバラした事に驚いただけで」
「あぁ、それでしたら気にする事はありません。僕は正面からでも後ろからでも何時でも戦う準備は出来てますので」
「はぁ...」
すごい人だな、俺だったらガウェインの事セイバーって呼んでるよ。....セイバーだよな?ガウェインにセイバー以外の適性なかったよな
「そうそう、調べ物でしたら図書室はどうですか?あそこは色々あっていい」
「なんでそれを?」
「マイルームから出てきた時に「どうやって調べるか」と言っていたではありませんか」
聞かれてたか、マイルーム以外での話はあまりしないほうがいいな
「では僕はこれで」
うん、確かに調べると言ったら図書室だよね。って待てい、なぜ英霊なんて大層な物を調べるのに図書室なんだ、そんな簡単に見つかるわけないだろ!
案の定見つからなかった
するとワカ...慎二さんが来ていた
「はっはっは!やっぱり探していたか!残念だったね君の探し物はアリーナに隠しておいたよ」
この人馬鹿だ
「そうか、アリーナにあるのか」
「なに?探しに行こうって訳?無理無理、君程度じゃ見つけられないよ」
「...」
「おいおいムキになって無視か?」
「...」
「精々頑張りな!はっはっ
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