暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカル☆イリヤ
知らない天井だ
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んとか自力で倒せましたね」

「は?」

「?何かおかしい事言いました?」

『奏者よ!それだと自分で倒したと言ってるではないか!あの赤いのが不審がるのもおかしくないぞ!』

「あ」

「貴方まさかサーヴァントを使わず自分で倒したなんて言わないでしょうね?」

「そそそそんなまさか!もちろんサーヴァントの力を借りましたよ」

「へぇ...サーヴァントの力を"借りて"ねぇ...まだあの段階じゃサーヴァントは召喚されてないはずよ?」

え?嘘、俺の所3人もきましたよ!?いや何か理由があるんだろうけどさ

「...」

「正直に言うと?」

「自分で倒しました」

「素直でよろしい」

やっぱ凛さんだわ、こういう口での賭け引きに長けてるところとか
というか俺が完全にイレギュラーなだけじゃん
特なのか損なのか

「にしてもサーヴァントよりは弱いとはいえあの人形を倒すなんてねぇ...貴方相当強い魔術師なんでしょ?」

「それは言えません」

「そうよね、ま、いいわ。別に大した事じゃないし。今日の事は忘れてあげるわ」

「えーとありがとうございます?それじゃあ俺はこれで」

早々と屋上から逃げた

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