神話
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「そん...な」
「バゼッ!」
「心臓!(あれはもう!)」
くそっ!俺がちゃんとしてればこんな事には!
しかし俺達は目にする。心臓を貫かれてもなお走るバゼットさんを
「ウソ!?心臓を貫かれたのにどうしてッ!?」
「蘇生」
「へ?」
「蘇生のルーン...!恐らく心停止した瞬間に発動したんだわ!それこそ宝具クラスの魔術(きせき)を!」
「それじゃ正真正銘..バーサーカー女って事ね」
バゼットさんが敵に...アーチャーに連撃をいれる。だが受けた箇所は直ぐに再生してしまう。恐らく黒い霧、魔力で回復してるんだ
その上黒い泥から出る宝具の原典
「でもムリだわ、いくらバゼットが英霊じみた力をもっていても絶対に敵いっこない」
「!?どういう...」
そうだ。今バゼットさんが避けてるのは宝具で貫いたのも宝具、それは
「なんの冗談って感じ、アレが何なのかわかる?」
「あぁ、数えるのも馬鹿らしい──この全てが宝具なのか...!」
「宝具!?あのひとつひとつがエクスカリバーやゲイボルクのような...!?」
[そんな...ありえません!]
「いや、ありえる。あの英霊なら」
「!?何を」
「みんな!来るよ!」
「ルッルビー!物理保護」
「そんなの効くわけないでしょ!」
クロが宝具を発動させようとする。それが何かもわかる。だからこそ
「まてクロここは俺がする!....」
静かにゼロを構えて...今の俺なら気絶せずに放てるはずだ!
「私は、災厄の席に立つ。?
それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷。?
顕現せよ! いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)!」
城壁が現れる。それは俺達を囲むように敵からの攻撃を防ぐ
「これは...!?」
「総刃の宝具のひとつよ。総刃はなんでか宝具を沢山持ってる。それも聞いた話じゃ沢山の英霊から借りたってね」
「沢山の英霊!?それじゃ総刃は」
「そうよ...総刃は英雄に昇格した存在」
「みんな!これも何時までも発動できるものじゃない!早く離脱を!」
「ッ...ジャンプ!」
sideバゼット
脱出しましたか、懸命な判断だ...これで私にはあの怪物を倒す以外の選択肢が無くなった
バゼットは駆ける、宝具を避け弾き近寄る
持ち前の必殺技を手に、フラガラックを発動させ敵の宝具達を消す
これが最後...!この先勝機は二度と来ない!ここで仕留める!───一手...届かな
バゼットの額に槍が刺さる...かと思えた場面に
「!!?」
ギンと金属音が鳴る、それは剣で槍を弾く音
「なっ...」
「まったく、世話が焼ける
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ