第47話 竜の聖地って...何?
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「ようこそいらっしゃいました、ケンジ殿、緑竜殿」
「2つ謝らせてくれ、ここに入った時、竜を一匹殺してしまった...」
「あなた様を見て、襲いかかったのでしょう?」
「そうだよ〜、それで僕が〜食ったの〜」
「それと...ここ、俺の国になっちゃったから...」
「はて?何の問題が?」
「え?」
「あなた様がこの場所を王となり統治する、もしかしたら昔のように...
人と竜が共存して生きていけるかもしれない...」
「昔のように?」
「何でもありません」
「ありがとう...本当にありがとう、身勝手だとは自分でも思ってるんだけど...」
「では、皆の者、歓迎の準備を」
「ねえ、抹茶、青竜は今何してるの?」
「何してるんだろ〜ねぇ〜、ちょっと呼び出してみるね〜」
「え?呼び出す?」
キィィィィィィ
やべえ...嫌な音
「申し訳ございません...緑竜様がいらっしゃるとはいず知らず...で、そちらの方は?」
「この方は〜、僕の〜主なんだよぉ〜」
「な、人間が緑竜様の主と...重ね重ねのご無礼、ご容赦ください」
『主殿、私も説明した方が良いんでしょうか?』
うん、お願い
「私は、旧名を雷帝、フラッシァー、今の名を月白、よろしく頼む」
「雷帝様とも...契約を...」
「さっきから緑竜っていってるけど〜、僕は抹茶だよ?」
「私は月白だ」
「こんなに美味しい物を竜たちは食べてるの?」
「いえ、いつもはもう少し質素な物を...」
「竜がいるところであれだけど...竜肉食べて良い?」
「はい、どうぞ」
結構竜って...あっさりしてんなぁ
「焼き肉は久しぶりだなぁ、というか、俺と月白と抹茶だけで行動することってないよな」
「そうだねぇ〜、これ食べて良い?」
「良いよ」
「そうですね...」
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