第一章
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園位の小さな女の子がお母さんに聞きました。
「台風が来るの?」
「違うわ、竜巻が来るの」
そうだとです、お母さんは女の子に答えました。
「とても大きなね」
「だからなのね」
「そうよ、こうして今は体育館に避難しているの」
「そうなの」
「ここにいたら大丈夫だから」
お母さんは女の子に笑顔を向けてこうも言いました。
「だから安心してね」
「うん、お母さんもお父さんもお兄ちゃん達もいるしね」
女の子は自分の家族を見回して笑顔になりました。
「だったらね」
「そうよ、自衛隊や消防署の人達もいるし」
「今日はここで皆と一緒にいるのね」
「お握りを食べてね」
お母さんは女の子の大好物のこの食べものも出しました、そうして自分もお握りを食べるのでした。他の人達も同じでした。
避難した市民の人達は落ち着いていました、ですが。
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