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ダン梨・M
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いちゃんと一緒にやった『ゼノギアスおーぴーごっこ』って何だったの?まるっきり謎だらけだったよ?」

 その遊びは単にゼノギアスというゲームのOPムービーを再現するだけの遊びである。
 内容は以下のような感じだ。

バ「自立航行システム『ファウスト』へ高速言語にて干渉!位相空間ロジック、書き換えられています!」
  ↑無駄に女声
ベ「えるごりょーいき拡大、ろしん内にないぶちへーめん形成!くーかんてんいモードにシフトします!」
  ↑全然意味分かってない
じ「アルパ1から転移座標コード発信を確認!座標入力されました!NZ128、EZ061……本星ですッ!!」
  ↑意味が分かっているらしくノリノリ

「思い出したらまたやりたくなってきたな。今度神様誘ってゼノサーガのグノーシス初登場時のヴォークリンデのブリッジごっこしようぜ!」
「無駄に細かく指定してきたけど一切何言ってるか分からないよ、バミューダ?」

 波動存在やウ・ドゥとこの世界の神ってどっちが強いのかな。何とはなしにそう思った俺はその日のうちに波動存在とウ・ドゥの設定をザっと書き込んだ紙を用意して「神様本気出したらコイツに勝てるー?」って聞いてみた。

 神様ことヘスティアは真顔で俺の方を見て、「キミもしかして数千万年後から来た未来人か、禁断の果実を口にした追放者とかじゃないよね?」と聞かれた。何やら神の解釈に対する重大な何かが含まれた文章を書いてしまったらしい。なお、俺の書いたメモはその日のうちに竈にくべられ、ヘスティアには絶対にこの設定を他の神に伝えるようなヘマをしないようにと涙目で懇願された。

 俺は一体何を書いてしまったんだ。
 今日も今日とて梨を食べながら、俺はしきりに首を傾げるのであった。
 
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