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とある3年4組の卑怯者
32 遊園地
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い、楽しんだ。
 次に家族で飛行船に乗って旋回し、ウォーターライドを楽しんだ。ウォーターライドは笹山と二人で乗ることになった。藤木はドキドキした。
「笹山さん、ドキドキするね」
「え、ええ、そうね」
 そして、二人は思いきり悲鳴を挙げた。終わった後、藤木は笹山から話しかけられた。
「藤木君と一緒に乗って楽しかったわ」
「ぼ、僕も笹山さんと一緒になれて、楽しめたよ」
 藤木も礼をしたくなった。笹山の父が話しかけてくる。
「かず子、藤木君。お腹空いただろう。それそれ昼ご飯にしようか」
「そうね、そうしよう!」
「う、うん・・・」
 こうして、一行は園内のレストランへと足を運んだ。
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