裁判
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「いいか?聞かれた事だけ答えるんだ。余計な事は言わなくていいんだぞ?」
「それはフリか?言ってくれって言うフリか?」
違うと怒られた。それにしても
「久しぶりだなフェイト」
「うん...まさかこんなに早く会えるなんて」
「私もいるよー」
アリシアが自己主張する。アルフは...え?これがアルフ?このちっこいのが?
「痛い!痛い!」
「何かわるふちおもったね?」
「悪かったから噛むのやめろ!」
「ふふ」
「あら、誰かと思えば人の娘を取る悪い虫ね」
「俺そんな事しませんから杖しまってください!」
するとアリシアが間に入って
「総刃はそんな事しないよ!私達が取るんだから!」
おーい、何か間違った方向に育ってませんかね
「君も災難だな」
「そう思うなら助けろよ」
さて、聞かれた事だけ答えろって言われたけどどうしたもんかね...あ、ちなみにあのあとバインド受けて連行されました
「これよりフェイト・テスタロッサの裁判を始める。貴方が時間逆行の張本人ですね?」
「張本人だなんて変な言いがかりつけないで下さっ痛つ、はい。そうです」
「今でも行使可能かな?」
「いえ、十年くらいは使えません」
「ふむ、ならば十年後には使用可能と」
何か考えてるな
「衛宮総刃と言ったね。君が時空管理局に入るならフェイト・テスタロッサの件は大きく目を瞑るとしよう。どうかな?」
「「な!?」」
「...俺は地球出身ですよ?」
「構わない。今管理局は人手不足でね。君のような優秀な人材がいるなら欲しいくらいだよ。それに時間逆行なんて所業を見逃す手はない」
「わかりました。それでフェイトが自由になるなら構いません」
「総刃!」
フェイトが叫ぶ
「大丈夫、もとより俺はこっち側に移るつもりだったから良い機会さ」
「でも」
「気にするなって」
そう言う
するともう俺の出番はないみたいで座って話を聞いてるだけだった
「よかったな。無罪放免で終わって」
「よかった...のかな。総刃には迷惑かけちゃったし」
「迷惑じゃないって。明日には試験かぁ」
「嘱託魔導師の試験だね。簡単な問題と魔導師ランクの判別だよ」
「よく知ってるな」
「えへへ、私も入るから先に調べちゃった」
へぇ、フェイトも管理局に入るのか
「ってフェイトも管理局に入るのか!?」
「え?そうだよ。元々そのつもりだったし」
なんだ、これから一緒になるのか。嬉しいけどイリヤはなんて言うかな
「しょっと」
「クロノ...この本の束はなんでございますか?」
「もちろん明日の試験
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