暁 〜小説投稿サイト〜
とある3年4組の卑怯者
29 避球(ドッジボール)
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
ろん。是非来てね!」
「ありがとう!」
 クラスの女子一人と共に自分の家へと向かうことになる堀。みどりが別れを寂しく思う。そのとき、堀がみどりに話しかける。
「吉川さん、さようなら。吉川さんもよかったら私の家に遊びに来てね」
「え、あ、ありがとうございます!さようなら・・・」
 堀が去っていく。みどりは自分と家が同じ方向の女子二人と帰る。その女子が話しかける。
「吉川さん、堀さんと仲いいのね」
「今日のドッジボールも泣かないようにしてたわよね。いつもならすぐ大泣きするのに・・・」
「いえ・・・、私は堀さんと一緒に遊びたかったからだけですから・・・。それに私友達いませんし・・・」
「へえ、まあ、その泣き虫のとこ直したらもっと友達になれるかもね」
 みどりは二人の女子と別れた。みどりは顔が沈んでいた。
(私は泣き虫か・・・)
 みどりは泣き虫をどうしても治したいと思った。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ