さようならは言わない
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「君に返事があるの、『友達になりたい』って言葉、それの返事」
「!」
「でも私には友達なんてアルフくらいしかいなかったからどうやったら友達になれるのか」
「簡単だよ、すごく簡単、名前を呼ぶの。
ただそれだけでいい。君とか、あなたとかじゃない。ちゃんと相手の目を見てその人の名前を呼ぶの」
「名前」
「うん、フェイトちゃん。私、高町なのは。なのはだよ」
「...なのは」
「うん」
「なのは」
「うん!」
「なのは!」
「うん!」
2人共涙を流しながら名前を呼んでいる
いいな、こういうの。うちは殺伐としすぎてたけどクロともちゃんと和解できたしな
「....」
クロも真剣に見てる、イリヤも美遊も
綺麗な友情だな
「総刃も、えっと、イリヤに美遊にクロだよね?みんなも友達」
「うん!よろしくねフェイト!」
「友達...ただ名前を呼ぶだけで...イリヤ!」
「え!?な、なに?」
「あれ?」
「私達はもう友達でしょう。フェイト...ソウを取ったらだめだからね。私の夫なんだから」
「取るってなんだよ!?というか結婚した覚えはない!」
「ふふ、大丈夫だよ。私も総刃がそんな事しないって知ってるから」
フェイト...
「総刃は年下に興味があるんだよね。アリシアとか私とかなのはとか」
「誤解だー!?」
「「ロリコン」」
「私はそれでも愛してもらえるなら」
「違うから!年下好きじゃないから!その人個人を好きになるって!」
「....さようならは言わない、またね」
「うん!またね!」
俺達の長い春が終わった。これからは夏だな。
俺達の壮絶な夏が始まる、勿論フェイトも一緒にで
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ