本当の敵
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「イリヤ...無理して起きなくてもいいんだぞ」
「うるさい、行くったら行くの」
美遊は涼しい顔して歩いてる。今は朝の4時、クロは...背負ってる
まだ眠ってるし。てか寝たいから背負えって言ってきた。断れば何を言われたものかわかったものじゃないし別に背負うくらいならいいかと
「ついたな」
この間来た所に来た。アースラに転移した場所だ
一瞬フワッとした感覚があって気づいたら船内だった
「クロ、ついたぞ」
「うーん、まだ眠い...」
「私だって眠いよ!いいから起きなさい」
「痛ったー、イリヤ叩く必要なんてなかったわよね?」
「ふーんだ。目が覚めたでしょ?」
「あら嫉妬?」
イリヤが暴走した
「君達、喧嘩なら他所でやってくれ」
「すみません。おいやめろ」
やめさせて管制室に来る。そこでは管理局が用意したであろう廃ビルなどが建っていた
管理局の技術は本当に凄いな
「そろそろだな」
「来た!」
「エイミィ。ちゃんと見張っておいてくれよ」
「わかってるって!」
ついに始まる最後の戦い
既に戦闘状態だった二人は早々に戦いを始めた
[なのはさん飛行技術がすごく精密になってますねぇ。よほど練習したのでしょう]
飛び交う光弾を互いに避けて必殺の一撃をいれていく二人
なかなか決め手にならない
それだけ二人の力が互角って訳だ
美遊がぶつぶつなにか言ってるが無視しておこう。きっと現実的思考をしてるのだろう
クロはまだ寝てるな
イリヤはしっかりと見てる
「ルビー、私もあんな風に飛べるかな?」
[持ち主のイメージによって成り立ちますからイメージさえできればできると思いますよ]
フェイトがすごい弾幕を張った
数えるのがむずかしいほどに
それをなのはに向けて放った。
しかしなのはは爆煙の中から無事に現れた
「ディバイン・バスター!」
なのはの得意とする砲撃がフェイトにぶつかる。フェイトも防御するがその間になのはは上に行っていた
「受けて見て!全力全開!スターライト・ブレイカー!」
「...これは」
「流石にやりすぎじゃ」
[ある意味核兵器ですねー、桜色の核兵器と呼びましょうか]
悪い印象を受けそうなネーミングセンスだな
フェイト...生きてるか?
「なのはちゃんフェイトちゃんの回収に!」
「フェイトは...無事なようだな」
「強力な魔力反応!」
[これは....Sクラスを越えてるぞ!]
それほどやばいものがどこに?それはあまりにも無情だった
「フェイト!?」
「嘘...」
「こんな」
「ひどい...」
フェイトに雷が落ちた。
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