王女ビビとの出会い
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うとジタバタするが無駄無駄ァである。
その程度の力ではアキトの引力の力を打ち消すことは出来ない。
アキトはラッコから似顔絵を奪い取り、ラッコとハゲタカの首根っこを引っ掴む。
そして、足元の地面を足で陥没させ脅しをかけた。
「もしお前達の社長に俺達のことを伝えてみろ。これがお前達の未来の姿だ。俺の言いたいこと……分かるな?」
アキトの脅しに全力で首を縦に振る2匹
見ていて可哀想になるほど彼らはアキトに怯え、冷や汗をダラダラ流していた。
その後、アキトはすんなりと彼らを解放し、ラッコとハゲタカは逃げるように飛び去っていく。
一仕事を終えたアキトが背後を振り返るれば、ウルウルと涙を浮かべたナミが両手を胸の前で握り締めながら立っていた。
「やっぱり、私の味方はアキトだけ!!」
ナミは感極まった様子で手を広げ、力の限り抱擁する。
ナミのたわわに実った果実が自分の胸に当たっている。
うむ、ベリーグッド
無論、アキトは表情にはおくびにも出すことなく、アキトはナミを優しく抱きしめ、頭を撫でる。
「そう言えば七武海はその地位を得る前に懸けられていた懸賞金が剥奪されると聞いているが、クロコダイルの元懸賞金はいくらなんだ?」
アキトは純粋な疑問をビビに投げかける。
「えっと、確かクロコダイルの元懸賞金は8000万ベリーって聞いているわ」
「8千万ってアーロンの4倍じゃない!!」
叫び声を上げることしか出来ないナミ
しかも元懸賞金額があのアーロンの4倍であり、驚くなというのが無理な話であった。
「それはあくまで七武海に加入した当時の懸賞金の数値だ。現時点では更に跳ね上がる可能性があるな」
アキトは冷静に分析し、現実を叩きつける。
この男、以外と容赦のない男であった。
「尚更笑えないわよ!」
ナミはもはや冷静ではいられなかった。
ム〇クの叫びのごとく両手を頬に当て泣き叫んでいる。
「じ…ゴホッ!マ〜ママ〜♪心配なさらずとも大丈夫です」
「イガラム!?無事だったのね、良かった!」
「うおおーっ!おっさんその恰好面白いなー!」
「え、イガラムさん?」
嘘ぉ……。この女装している人がイガラムさん?
何てインパクトのある姿をしているのだろうか。
少し王女様を助けるために彼から目を離していた僅かな時間に女装してきたらしい。
何の意図で女装したのだろうか。
アキトは思わず息を呑む。
見れば周りのゾロ達も言葉には出さないが引いていた。
ルフィだけは見当違いのことを述べていたが
「ところでビビ様をアラバスタまで送り届けてくださる話は了承してくださいましたか?」
「ん、ああそういう話
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